奥山氏居館跡(おくやましきょかんあと) おんな城主 直虎 ゆかりの地




奥山氏居館跡(おくやましきょかんあと)

井伊直虎サイト ゆかりの地
http://hamamatsu-daisuki.net/naotora/land/

浜松市引佐町奥山に鎮座する奥山神社の向かいに、

奥山氏の居城であった奥山氏居館跡があります。

奥山神社(おくやまじんじゃ) 浜松市引佐町奥山の記事

井伊氏の本拠 三岳城の支城として使われた奥山城は、

標高200mに築かれた奧山家の戦時用の山城でした。

永世11年(1514)、井伊直虎の父・直盛が反今川軍に同調した際には

敗れてこの城に逃れたといいます。

しかし、大部分は、採石のために削り取られてしまい、

果樹園の一角に土塁が残るのみだそうです。

奥山氏居館跡

井伊家の分家である奥山氏の居館跡がこの地に想定されています。
奥山氏は分家とはいうものの、嫡流家に匹敵する力を持っていました。
南北朝時代の当主、奥山六郎次郎朝藤は、後醍醐天皇の皇子、
無文元選を招き、方広寺を開いています。
また、奥山氏一族は、永禄3年(1560)桶狭間の戦いで今川義元に従い、
多くの戦死者を出したといわれています。
井伊直政の実母(奥山因幡守朝利の娘)も奥山氏の出身です。

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