猪鼻湖神社(いのはなこじんじゃ)・静岡県浜松市北区三ケ日町下尾奈瀬戸
猪鼻湖神社 浜名湖観光情報サイト
http://hamamatsu-daisuki.net/search/area/are-north/st043.html
静岡県浜松市三ケ日町にある。
浜名湖と猪鼻湖をつなぐ、猪鼻瀬戸に浮かぶ小島に鎮座します。
目の前湖西連峰から瀬戸に向かって東へ伸びる尾根終わり
ピークにある本城山へ登った帰りに参拝しました。
瀬戸橋を渡ると、浜に下りる道、
浜に下りて、少し北へ歩くと一の鳥居があります。
大きな石を越えると境内。
赤い太鼓橋が小島に繋がっています。
島には小さな祠と幾つかの石碑・鳥居があるだけの小さなお宮です。
太鼓橋
式内猪鼻湖神社 市桙嶋神社
御祭神
武甕槌命・市桙姫命
例祭
十月九日式内猪鼻湖神社は創立年人皇十 二代景行天皇紀元七百四十二年よ り
以前御鎮座せられる。
延喜式内 社浜名五座の内に列し延喜式神社 明細帳に登載せられ、
鎮武の神国 土安泰、庶民家運隆昌を祈願し、漁業を業とする人、
近郷遠里を問 わず海上安全、大漁豊漁を祈願し 五穀豊穣を祈願し
社前に船を列らね神楽を奏し奉納せられしは有名 である。
又市桙嶋神社は天下泰平、家運隆 昌、海上安全、五穀豊穣を祈願す
殊に縁結びの神として御神徳高く 遠近より祈願する人後を絶えず。
昭和五十年二月本殿改築、猪鼻湖 神社・市桙嶋神社を合併せらる。
社殿
当社の鎮座する下尾奈周辺は、貝塚等の弥生後期の遺跡が多く、
その頃から、祭祀が行われていた神社であろうと思われる。
石碑と瀬戸橋
由緒
創立年度不詳、文化元年七月七日修理の棟札在り。
古老の伝える所によると、本社は其の位置浜辺にある故に大風雨に当たり
流失すること数度、従って、 其の創立及び再建の年月等詳らかならざるも
南北朝の初頭、 浜名左近大夫清政再建して以来同一門の尊敬極めて厚かりし如く
文化元年七月七日修理の棟札のみは存在する。
延喜式神名帳に所載、遠江国浜名郡五座の内猪鼻湖神社也。
勧請は景行天皇十九年と伝う。
(神社覆録)猪鼻湖神社条の弐参考に在り、 敷知郡下尾奈瀬戸という。
明治五年村社に列格、昭和五十年、境内神社を合祀す。
境内から眺める猪鼻湖・浜名湖と湖北連峰の山並みが素晴らしい