寺野宝蔵寺観音堂「寺野ひよんどり」寺野三日堂 おんな城主 直虎 ゆかりの地




寺野宝蔵寺観音堂「寺野ひよんどり」

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浜松情報BOOKSより
http://www.hamamatsu-books.jp/category/detail/4c8db56d1335f.html

弘治元年(1555)、亀之丞(井伊直親)が信州の松源寺から

井伊谷へ帰国の際、「青葉の笛」を寄進したと伝えられる寺野宝蔵寺観音堂。

正式には直笛山(ちょくてきざん)宝蔵寺といい、

山号に直親の直と笛の字が用いられている。

また、毎年1月3日に「寺野ひよんどり」という火祭りが行われることから

寺野三日堂と呼ばれています。

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国指定重要無形民族文化財
寺野三日堂祭礼ひよんどり
国指定 平成六年十二月十三日
公演月日 例年一月三日
場所 直笛山宝蔵寺
保護団体名 寺野伝承保存会

解説文 この芸能は、静岡県引佐郡引佐町渋川寺野の寺野観音堂の祭のおり(1月3日)に演じられる一種の田楽能ともいえるもので、その本旨は田遊びとして行なわれ、別におこないなどとも呼ばれる。
また、ひよんどりの名は、演目中の鬼の舞で松明の火を乱打するところを火踊とも呼び、その転訛したものであろうともいわれる。
芸能は、まず神下しにはじまり、御神楽と万歳楽・三ッ舞・片剣舞ともどきなど十三番の曲で進行し、舞は正面二回の五方に舞うことを基本とする。
もとは万歳・松影・田農などふくめて計二十番が徹宵して行なわれたという。
また現行曲のなかに復演出のもどき芸のふくまれている点などは、
中世芸能史の資料として貴重なものである。
文化庁 国指定文化財等データーベースより

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なんと「寺野のひよんどり」はアメリカ公演もしたそう!

記念碑が建っていました。

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引佐協働センター 複製

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高森町歴史民俗資料館 複製

青葉の笛とは、亀之丞が信州の松源寺で過ごしていた頃、

故郷を偲びながら奏でていたもの。

上から引佐協働センター2階ギャラリーに展示されている複製

高森町歴史民俗資料館の複製画像です。

ちなみに福井県和泉村の和泉村笛の資料館にも

レプリカがあるそうです。

気になる本物は近くの「寺野六所神社」に所蔵されている。

うるう年の一日だけ公開されるそう!

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