賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)上賀茂神社・世界遺産 山城国一宮




上賀茂神社・賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)山城国一宮


高札所・一の鳥居

上賀茂神社(賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ)公式H.P
http://www.kamigamojinja.jp

上賀茂神社は正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづち)といいます。

京都市内の北部上賀茂の地にあり、神代の時代から信仰を集めています。

上賀茂神社は下鴨神社(賀茂御祖神社)と共に、賀茂氏の氏神を祀る神社で、

葵祭(賀茂祭)は賀茂神社両社共同で実施されます。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)

御祭神
賀茂別雷大神(かもわけいかづちのおおかみ)

創建
(伝)天武天皇の御代7年(678年)

ご神徳
厄除け 雷(いかづち)のご神威により
あらゆる災難を除く厄除けの守護神として信仰されています

方除
都が京都に遷されて以来、
皇城鎮護の神、鬼門の守り神として崇められています

文化財
本殿 権殿(国宝)
楼門、唐門、西渡廊など多数(重要文化財)
ユネスコ文化遺産「古都京都の文化財」(世界遺産)

拝観料・拝観時間
参観自由
参拝時間 ~PM 5:00

問い合わせ先
京都市北区上賀茂本山339
TEL:075-781-0011/FAX:075-702-6618

駐車場あり
駐車料金30分 ¥100


外幣殿(御所屋)

「外幣殿」は上賀茂神社境内(二の鳥居)の外に位置します。

上皇の御幸や賀茂祭(葵祭)の一行が到着されるときに使用されます。

(重要文化財)


二の鳥居


神馬舎


細殿(拝殿)

二の鳥居を入ると一番最初に目に入るのが円錐形に整えられた立砂(たてずな)です。

立砂は細殿前に作られ、神様が最初に降臨された

上賀茂神社の北2kmにある神山を模して作られたと言います。

現在でも鬼門や裏鬼門に砂をまき清めるのはこの「立砂」が起源とされています。

毎年9月9日に行われる烏相撲(からすずもう)は、

立砂の前に土俵を造り児童などが相撲を奉納します。


橋殿・土舎

細殿は皇族方が行幸される際や斎王が到着されたときに使われた殿舎です。

寛永5年(1628年)に造り替えられ、重要文化財に指定されています。


楽屋


手水舎


末社

末社の「橋本社」ご祭神は「衣通姫神」


楼門


末社

末社の「棚尾社」ご祭神は「櫛石窓神・豊石窓神」


末社

末社「川尾社」ご祭神は「罔象女神」


摂社 片山御子神社(片岡社)


片山御子神社(片岡社)

片山御子神社(片岡社)は、上賀茂神社の御祭神「賀茂別雷大神」の母君である

「玉依比売命」を祀ったお社です。

玉依比売命は賀茂族で最も権威の高い女性で、

「賀茂別雷大神」に仕えて祭司を司っておられたと言われています。

片山御子神社は第一摂社として上賀茂神社の祭礼でも、

まず最初に祭りを行うのが恒例になっています。

片山御子神社は「縁結びの神様」としても古来から有名で、

紫式部が何度もお参りしたことでも知られています。


岩上(がんじょう)

加茂祭(葵祭)には宮司この岩の上に蹲踞、

勅使と対面し、御祭文に対して神のご意志を伝える

「返祝詞」を申す申請な場所です。


摂社 須波神社

「須波神社」は、阿須波神、波比祇神、生井神、福井神、綱長井神を

祀っている延喜式の古いお社です。

(重要文化財)


末社 岩本社

「岩本社」は、底筒男神、中筒男神、表筒男神を祀るお社で、

海上安全守護の神とされています。


摂社 賀茂山口神社

祭神「御歳神」

式内社「愛宕郡 賀茂山口神社」。

第五摂社(明治10年まで第七摂社)


渉渓園

「渉渓園」は、山口神社の前にある庭園で古くは神宮寺があった場所です。

昭和35年皇族浩宮親王ご誕生を祝い、

かつて上賀茂神社で行われていた曲水宴を復活するため

平安時代の庭園を模して造られたものです。

山口神社 横から二葉姫稲荷神社への山道が続く。

階段を登った少し小高い場所にも四社

ここまではあまり人が訪れません。

崖下に鴨川・京の景色が広がります。


御朱印

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