諏訪大社 下社 秋宮・信濃國一之宮




諏訪大社 下社 秋宮・信濃國一之宮

下社秋宮 | 信濃國一之宮 諏訪大社
http://suwataisha.or.jp/akimiya.html

最後に諏訪大社 下社 秋宮へ訪れました。

秋宮へ向かう参道は緩やかな登りが続きます。

4社の中では一番賑わう門前町。

また、中山道の下諏訪の宿場町でもあるので

昔ながらの街並みを残し合わせて良い雰囲気。

秋宮の駐車場、本当に角にある「専女の欅(けやき)」

樹齢は千年を超え、秋宮の中でもかなりの巨木。


専女社

欅の脇には専女社(とうめしゃ)

さすがにここまで訪れる方はほとんど居ません。

専女の欅の中は空洞になっており中に入ってみることも出来ます。

木を御神体とする下社、隠れたパワースポット感があります。

鳥居の前に神橋が掛かる。


手水舎

手水舎の後ろには千尋池。


諏訪大社 下社 秋宮 案内図

根入りの杉

この杉の木は樹齢凡6~7百年、
丑三時になると枝先を下げて寝入りいびきが聞こえ、
子供に木の小枝を煎じて飲ませると夜泣きが止まるといわれております。

諏訪大社下社秋宮神楽殿

この神楽殿は二代立川和四郎富昌の作である。
彼は技をすべて父に受け、天稟の才能と異常な努力で立川流の最高を極め
幕府から内匠の称号を許されたほどの名匠である。
この神楽殿は天保6(1835)年富昌54歳の作で、
父の建てた華麗な幣拝殿の前に荘重なものをつくってよく調和させ、
幣拝殿をひき立たせているところが賞讃される。

ちなみに秋宮 神楽殿の狛犬、青銅製の中では日本で一番大きいそう。


幣拝殿(重要文化財)

江戸時代、安永10年(1781年)落成の幣拝殿

幣殿と拝殿が一体となった二重の楼門造りで、

左右に片拝殿(重要文化財)が並びます。

ちなみに春宮の幣拝殿は一年早い安永10年(1781年)落成。

下社 2社とも神楽殿の後ろに幣拝殿と同じ配置。

下社の神紋「諏訪梶の葉」

神紋は上社が四根の梶で下社は五根の梶。

幣拝殿から見える御柱。

諏訪大社下社秋宮幣拝殿

この幣拝殿は安永6(1777)年に起工同10年に落成した。
工匠は諏訪出身の初代立川和四郎富棟で、
彼は投じ盛んになった立川流建築を学び、彫刻は中沢五兵衛につき、
いくつかの名建築を残した。
軒まわりその他に彫刻が多く華麗なのは当時の流行であり、
それがすべて素木の生地を生かして清楚である。
彫刻には独特のおおらかさがあり拝殿内部の竹に鶴などは代表作である。

この建物は御幣を奉ずる幣殿と拝殿が一体となったものです。
二重楼門造りと呼ばれ二階は跳勾欄(先の反った欄干)を回し
全体に見事な彫刻が施されております。
諏訪高島藩の命により安永10(1781)年に
初代(立川流)棟梁立川和四郎富棟によって造営されました。

鹿島社   武甕槌命
子安社   高志沼河比売神
賀茂上下社 賀茂別雷神・玉依媛命・建角身命
八坂社   素盞嗚尊・奇稲田姫命・八柱御子神

皇大神宮社 天照大神・豊受大神
若宮社   建御名方彦神別命・伊豆早雄命・妻科比賣命・池生神・須波若彦神・
片倉辺命・蓼科神・八杵命・内県神・外県神・大県神・意岐萩命・妻岐萩命
稲荷社   倉稲魂神・大宮賣命・佐田彦命


宝物殿


社務所

境内に流れる御手洗川の前の縄鳥居


斎場


八幡社

駐車場脇には八幡社、


恵比須社

さらに登ったところに恵比須社。

神橋を渡る手前左に千尋池があります。

小さな池ですが木陰が気持ちいい。


千尋社

千尋池の中にある千尋社。


御朱印

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