月ケ平(937.7m) 大栗山(915m)・愛知県豊田市稲武町
稲武町 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/稲武町
天狗棚から伸びる尾根沿いにある月ケ平へ
愛知130の山に選定されているこの山は
月の木(けやき)が生い茂っている所の意味があるそうです。
確かに平坦な所で昔は集落があったんだとか、
札場峠から月ケ平とは逆方向に大栗山への登山口もあったので続けて登りました。
登山中には何のことか解らなかった「オオキツネノカミソリ」の群生地があります。
月ケ平 (つきがだいら)
標高 937.7m | 登山日 2018年9月9日 |
天狗棚から連なる尾根上の山林地帯 月の木(けやき)が生い茂っていた平坦な山 | |
所在地 愛知県豊田市稲武町 |
大栗山 (おおくりやま)
標高 915m | 登山日 2018年9月9日 |
全国有数のオオキツネノカミソリの群生地 | |
所在地 愛知県豊田市稲武町 |
難易度 ★ オススメ ★★★ | 登山口(ナビ検索) 林道月ケ平線・面ノ木園地 |
札場峠(11:32)→月ケ平(11:38)→大栗山(11:55)→札場峠(12:07) 所要時間 35分 高低差 145m 累積標高 178m / 164m 距離 2km | |
■国道257号から県道80号へ、面ノ木園地まで登る手間の林道月ケ平線を進んだ先、林道田中線との合流地点に数台の駐車スペースがあります。 ■月の木(けやき)が生い茂る平坦な場所が名の由来、昔の記録には人家や田畑があったとされているが今はその面影もない。 ■大栗山の山頂下には全国有数のオオキツネノカミソリの群生地が広がる ■札場峠からが最短登山ルート、数分でピークに立てる。夏焼城ヶ山・天狗棚それぞれからの縦走路を楽しむこともできます。 |
札場峠
札場峠(ふだばとうげ)
江戸時代、代官が「これより奥の山の木は、大井平の井堰(いせき)
*川の水を塞きとめるため*の用途以外に切ってはならぬ」
と高札を立てたところ。
月ケ平 登山口
札場峠より 夏焼城ヶ山への縦走路、
途中に月ケ平があります。
札場峠に車を停め準備しているとソロ登山者の姿
夏焼城ヶ山から歩いてきた感じです。 面白そうなルートです✨
オオキツネノカミソリ?
後で調べたらユリ科の植物で大栗山付近に群生地があるそうです。
参道は各所に案内板があり整備されていて歩きやすい。
月ケ平(937.7m) 山頂
三等三角点
大栗山 登山口
札場峠まで戻り大栗山へ、天狗棚方面まで続く道
大栗山 山頂周辺、ここから少し下った先が
オオキツネノカミソリの群生地。
明治期に大栗山に住み着いた木地師が、
球根をすりつぶしたものが傷薬になるとして
オオキツネノカミソリを栽培したとされています、
時代の流れにより木地師も移転してオオキツネノカミソリが群生していたものを
地元の有志が集まって保存会を作り手入れをしているそうです。
現在は約一万平方メートルに二万本が自生し、全国有数の群生地になっていて、
毎年、8月上旬から咲き始め、8月中旬から下旬にかけて見ごろを迎えるとの事です。
大栗山(915m)山頂