浅間山 (外輪山 周回) 高峯山




浅間山 (外輪山 周回) 高峯山

浅間山の第一外輪山(トーミの頭・黒斑山・蛇骨岳・仙人岳・鋸岳)を巡り、

高峯山を周回してきました。

あいにくの天候でしたが2日目も花達に癒されました

トーミの頭(とーみのかしら)

標高 2329m 登山日 2020年8月8日
浅間山第一外輪山最初の岩山
所在地 長野県小諸市

黒斑山(くろふやま)

標高 2404m 登山日 2020年8月8日
浅間山第一外輪山最高峰
所在地 長

蛇骨岳(じゃこつだけ)

標高 2366m 登山日 2020年8月8日
浅間山第一外輪山
所在地 長野県小諸市

仙人岳(せんにんだけ)

標高 2319.75m 登山日 2020年8月8日
浅間山第一外輪山 三角点峰
所在地 長野県小諸市

鋸岳(のこぎりだけ)

標高 2254m 登山日 2020年8月8日
浅間山第一外輪山 
所在地 長野県小諸市

槍ヶ鞘(やりがさや)

標高 2260m 登山日 2020年8月8日
浅間山を望む
所在地 長野県小諸市

車坂山(くるまざかやま)

標高 2055m 登山日 2020年8月8日
槍ヶ鞘手前のピーク
所在地 長野県小諸市

高峯山(たかみねやま)

標高 2106m 登山日 2020年8月8日
黒斑山と車坂峠を挟んで対峙する
所在地 長野県小諸市

難易度 ★★    オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索) 車坂峠
車坂峠(05:44)→トーミの頭(06:30)→黒斑山(06:46)→蛇骨岳(07:03)→蛇骨岳標柱(07:09)→仙人岳(07:20)→虎ノ尾(07:32)→Jバンド(07:39~07:44)→Jバンド取付(08:02)→賽の河原分岐(08:11)→湯ノ平分岐(08:24)→トーミの頭(08:57)→槍ヶ鞘(09:13)→コマクサ展望台(09:31)→車坂山(09:43)→車坂峠(09:51)→尾根の休憩地(10:03)→粒ケ平(10:10)→高峰山(10:17)→高峯山(10:25)→粒ケ平(10:33)→高峰高原ビジターセンター(11:00)ゴール地点 所要時間 5時間18分 累積標高 1043m / 1044m 距離 13.3m
■浅間山(あさまやま)は、長野県北佐久郡軽井沢町及び御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村との境にある安山岩質の標高2,568mの成層火山。山体は円錐形でカルデラも形成されており、活発な活火山として知られる。 Wikipedia
■浅間山は三重式の成層火山である。第一外輪山は黒斑山、牙(ぎつぱ)山、剣ヶ峰。第二外輪山は前掛山、東前掛山であり、寄生火山としては小浅間山、石尊山、車坂山がある。最初に黒斑山が活動し、陥没して大きな火口(湯ノ平)ができた。長い休止期の後、この火口の中に第二外輪山の前掛山が噴火した。この噴火口は直径800mもあり、その中に中央火口丘ができ、天明3年(1783)の史上最大の噴火以来、急速に成長し、現在の釜山となった。火口は周囲が1.3km、長径は約450m、深さ150mといわれるが、常に変動がある。「信濃の浅間山」として、古来よりあまりにも有名だが、群馬でも、赤城、榛名、妙義の上毛三山と並び、多くの県民に親しまれている。ところが、噴火活動があると、災害のほとんどは群馬側でかぶることになってしまう。降灰も偏西風の関係で、長野県の一部をかすめるが、大部分は群馬県の碓氷(うすい)、甘楽(かんら)、多野(たの)の上空へ流れるのが普通である。煙を吐く浅間山は中部山岳地帯のどこからでも指呼できる。それだけに、山頂の大展望はすばらしいの一語に尽きる。浅間山にも巨人伝説がある。浅間山の鬼と富士山の大太郎が、山の造り比べをした。ヨーイドンで始めたが、浅間の方が大分調子よく進んだので安心して、もうひとモッコ載っければいいというところで、居眠りをしてしまった。目が覚めて見ると、富士山はもうでき上がっていて、自分のひとモッコだけ残って負けてしまった。今も小浅間として残っており、これを載せれば、富士山よりも高くなるはずだったという。似た話が榛名富士にもある。この山の標高は明治44年(1911)の測量で2542mとされて以来、測量のたびに高くなっている。関東一の日光白根山(2578m)を、いつ越えるかと興味が持たれている。登山コースは、軽井沢口は峰ノ茶屋から3時間30分、小諸口は浅間山荘から3時間30分だが、火山活動によって入山が規制される期間が長い。

日本百名山』(にほんひゃくめいざん)は、小説家、随筆家の深田久弥の著した山岳随筆。文筆家で登山家でもあった本人が、実際に登頂した日本の各地の山から自身が定めた基準で、100座を選び主題とした随筆集。

高峰高原ビジターセンター

浅間山麓一帯の広域観光の拠点施設として、平成20年4月に開設。NPO法人「浅間山麓国際自然学校」のスタッフが常駐し、浅間山麓の観光情報などの提供カウンターを整備。カフェレストラン「ビジターズカフェ」では、浅間山麓の地場産品を使用したメニューを提供している。

山の神

車坂峠

長野県小諸市と群馬県嬬恋村の境にある標高1973mの車坂峠

ここは眼下に広がる佐久平から蓼科、北八ヶ岳などの山並みを望む展望台です

レストランを併設したビジターセンターや駐車場もあり

浅間山への登山口としてにぎわっています

車坂峠 登山口

中コース(左)・表コース(右)

登りは中コースへ

一部登山道が深く掘られ、歩きにくいところがあります

ベニテングダケ

黒斑山・中コース・表コース 分岐

この日は爆風、真っ白です

岩のゴロゴロした急な登りをゆっくりと注意深く登ると、

外輪山の一つ「トーミの頭」の山頂へ

トーミの頭(2329m)

頂上付近は岩山になっていて、

晴れていれば目の前に浅間山を中心に素晴らしい展望が望めます

浅間山側は切れ落ちていますので足元には注意

トーミの頭を振り返って

黒斑山・湯の平(草すべり)との分岐

火山観測機器

トーミの頭から道標に従って北西へのびる外輪山の尾根を進む

すぐ森の中の道に変わりますが、

やがて火山観測機器を見ると頂上はまもなくです

黒斑山(2404m)

西側に連なる第一外輪山の中で最も高い黒斑山(標高2404m)

ヤマハハコ

蛇骨岳(2366m)

蛇骨岳 付近から岩場

仙人岳(2319.75m) 三等三角点(三尾山)

鋸岳(2254m)

鋸岳 Jバンドとの分岐

Jバンドの岩壁

賽の河原

前掛山 登山口

登山道は噴火レベル2のため立ち入り禁止

マルバダケブキの群落

湯の平

浅間山荘からのルートと合流

昔の噴火口跡といわれる湯ノ平

硫黄の匂いがします

カワラナデシコ

ハクサンフウロ

シモツケソウ

イブキジャコウソウ

ウメバチソウ

トモエシオガマ

ヒメシャジン

登り返し「草すべり」には沢山の花

下山は表コースで

槍ヶ鞘(2260m)山頂

車坂山(2055m)を経て車坂峠へ

槍ヶ鞘のピーク近くには噴火時などに身を守るためのシェルターがあります。

本来ならここで初めて浅間山の姿を眺めることができる場所です。

高峯高原ホテルの裏より高峯山へ

粒ヶ平

高峯温泉方面との分岐

ヤマホタルブクロ

ユウスゲ

コオニユリ

高峯山(2106m)山頂

高峯神社

高峯神社御由緒

一、御祭神
貴船大神 高龍神 閻龍神 高峯山龍神 大天狗小天狗の神
高峯山麓 山岳修験道祖 役之行者(小角)
小諸市大里地区 菱野 後平 滝原 西原 諸 各区産土神社

奥宮 遠津御祖神 先祖神
一、御守護
順風温和な気候と豊作をもたらす神 高龍神(高気圧守護) 閻龍神(低気圧守護)雨を降らし、水の恵みを授け給える神霊 山岳修行の聖地 役之小角により開山
一、御由緒
平安期時代(1300年前)、小諸市発祥の地 東山道清水之駅(現在の諸地籍)大室神社(諸区産土神社)の奥宮として建立される。
御祭神は、京都府貴船神社の主神、高龍神・閻龍神 を勧請奉祭する
山岳道場、修験道の霊山として、最裾小諸市大里地区の氏子崇敬者によって永い伝統が引継がれ、今日に至る。
一、祭典・縁日
春の例大祭・祈年祭・開山祭・安全祈願祭 五月二十七日
夏の例大祭・祈願祭・夏越の大祓祭 七月二十七日
山の安泰、登山者の安全無事を守り給う。
五穀豊穣、果樹園芸畑作物生産を御守護し、水の恵みによって深い山林を育み、地下を通し「弁天の清水(諸区)」として浪浪と湧出し、霊水によって人々の健康や農業商業工業観光、生活に、無くては叶わぬ飲料水として、その御加護は大きい。
一、奉納者
本殿・鳥居 新築再建
三十年に一度の御開帳を祝し、寄進奉納されました。
高峯温泉 会長 後藤克己殿
社長 後藤英男殿
諸区大工 棟梁 小林文雄殿
平成十四年 五月二十七日 皇紀二六六二年 西暦二〇〇二年
高峯神社 宮司 曽根和比古 謹奉仕

高峯温泉方面へ下山

水ノ塔山

アサマ2000パークスキー場

高峰高原ホテル

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