天園ハイキングコース(鎌倉アルプス) 神奈川県鎌倉市




天園ハイキングコース(鎌倉アルプス) 神奈川県鎌倉市

鎌倉市/天園ハイキングコース
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kamakura-kankou/0512hiking.html

早朝、北鎌倉駅から建長寺を経て、天園ハイキングコースへ

その後、鎌倉観光の予定でした。

意外と遅い拝観時間を考慮した計画のはずでしたが、

建長寺からは境内を通過しなければならず、

急遽、逆側の瑞泉寺まで歩くことに。

早朝の建長寺、

脇から登れるぐらいに考えてましたが

今は拝観料を払い鎌倉半僧坊からになるそうです。

あまり調べると行った気になるから(言い訳)

こういう無計画な感じも楽しいです。

早朝の鶴岡八幡宮、

鎌倉観光の中心ですが全く人が居ません。

清々しい境内、すごく得した気になります。


瑞泉寺

その他、源頼朝公の墓・大江広元・毛利季光・島津忠久 三公の墓

荏柄天神社・護良親王 陵墓・鎌倉宮などを巡り

天園ハイキングコース、瑞泉寺側の登山口へ


天園ハイキングコース

途中の覚園寺からも登り口がありますが、

やはり全コース巡って見たいです。

登り始めの尾根道

散歩をしている地元の方数人に出会います。

こんな素敵な散歩道、羨ましい。

山中にはやぐらが数多く残っています。

200以上あると言われているやぐら、

山中で出会った地元の方も数えてみたそうですが、

百数十程しか確認できなかったそうです。


大亀石

大亀石

鶴と亀は五芒星・六芒星を意味する大地は亀が支えている
地面の印には亀がふさわしい。
亀はひとりで土地に座り続けていたんだ
陰と陽のペアが世界を説明するキーワードになった。
だから亀は鶴とペアになった。
仙人はつるに乗って飛び、浦島太郎は亀に乗って海中に潜る。
鶴亀石は二つ並んであちこちの神社でお祀りされている。
鶴岡八幡宮にもある。
でも、元の古い時代には亀石一つあったんだと思う。
鶴は千年、亀は万年とおめでたい席に使われる。
それは長生きしてほしいというおまじないだ。
でも、人はそんなに長生きはしない。
千年も万年も続いてほしいのは、自分たちの幸福なのだ。
仲間が増えて、安心して暮らせる多数になること。
つまり元気な生殖活動が、千年もつづく幸福の元なのだと、
かつては考えられていたのだ。
だから、陰陽の鶴と亀が結婚式のらしい図柄になるのだろう。
亀石は神社にあるのではなくて、亀石があったところに神社がつくられた。
神社にある大きな石は、手玉石とか力石とか言われて、
成人男性の通過儀礼に使われたりもする。
持ち上げてもいいけれど、持ち出したりはしないのだ。
亀石は指標としての記憶が残っているように見えて面白い。
神奈川県葉山町の知人が「石は動かしてはいけない」と言われてそだったそうだ。
それは迷信だけれども、測量の三角点に相当する石を動かすな、
という真実もそこには含まれていたのだろう。
しかし、その意味を失った石は片付けられてしまう。
でも鎌倉の山の山頂、あるいは鎌倉の古道の道筋は、
21世紀になった今でも、何かを表し続けているようにみえる。

少し解りにくい説明文も、かなり亀に見える巨石です。

大亀石、鎌倉のお寺の配置は、

鶴岡八幡宮を中心に五芒星・六芒星をかたどって作られたそう。

この辺は鎌倉石と呼ばれる凝灰質砂岩、

水分を良く含み、強度がある割には加工し易いのが特徴の石です。

そのため、石にも根が張りアユタヤ遺跡の様な景観。


貝吹地蔵

貝吹地蔵(かいぶきじぞう)

新田義貞の軍に攻められ自害した北条高時の首を守りながら
敗走する北条氏の部下たちを助けるため 貝を吹き鳴らしたという。

そのほか次のような言い伝えがある。

切腹して果てた執権北条高時の首を持った北条軍は、

逃れて貝吹地蔵があるところまで来た。

そして散らばった北条軍をほら貝を吹いて集めたという。

ここで北条勢八百余名が切腹したという説もある。

鎌倉幕府が滅亡したとき、東勝寺で自害した執権北条高時の首を

敵に渡すまいとして逃げた家臣を、貝を吹いて誘導した(敵が来たのを知らせた)とも。

そしてやぐらに首を隠した。

そのやぐらは北条首やぐらといわれ伝わっています。

北条首やぐらは、大平山の脇にある天園(てんえん)休憩所を

明石橋に向かってすぐ、小さな切通しらしい所の急坂を下る途中左手にある。


天園 休憩所

天園峠の茶屋を通過し上へ

休憩所を登りきった所がビーポイント

鎌倉市街が一望できます。

建長寺が近づいてきました。

この辺から拝観時間を迎えた建長寺からハイカーさん達が

たくさん登り始めてきます。

建長寺側の方が岩場が続く急勾配。


鎌倉十王岩の展望

半蔵坊上からの景観

下に見えるのが建長寺、鎌倉市街も一望出来ます。

天園ハイキングコースは無理な方でもここまで登ってくる価値ありです。


鎌倉半僧坊

天園ハイキングコース+鎌倉観光

約31km 9:45

建長寺→鶴岡八幡宮→源頼朝公の墓→大江広元・毛利季光・島津忠久の墓(法華堂跡)

鎌倉宮→護良親王御廟→天園ハイキングコース→鎌倉半僧坊→建長寺→

永福寺跡→瑞泉寺→杉本寺→報国寺→浄智寺

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