秋葉山本宮 秋葉神社 上社
秋葉寺(しゅうようじ)を経て上社へとたどり着きました。
参道を抜けると現代的なコンクリートの建造物。
黄金に輝く鳥居。
「混迷の世に、人々の幸福を望み、昔に傚い黄金の鳥居を建てたのである」とのこと。
本殿の下方、向かって右に建つ素木の社殿は平成4年に竣工された「神楽殿」
「秋葉の火まつり」で知られる12月16日夜の防火祭で
古式豊かに執り行われる三舞の神事の舞台となるのがここ。
現在の本殿は、1986年(昭和61年)の再建。
流れ造りの本殿と入母屋造りの拝殿を幣殿で繋ぐ権現造りで、建坪130坪、総檜造り
拝殿正面には唐破風の向拝が続く。
遠都淡海、遠州灘を一気に望む。
秋葉神社には、「天狗の皿投げ」というちょっと変わった願掛けがあります。
素焼きのお皿に願い事を書き、画像の丸い的に向かって投げます。
みごと的を通過すれば願い事が成就されるとのこと。
<天狗の皿投げ> お皿三枚、おみくじ、お守りもついて500円
「神門」上社から少し下った表参道に建つ、境内に残る唯一江戸時代の建築。
入母屋造り、銅板葺きで、軒下に1812年(文化9年)
諏訪三郎の作と伝える華やかな彫刻がある。
棟札に1831年(天保2)信州上諏訪の立川流の工匠である冨昌、
和蔵父子と次右衛門富保・喜三良父子の手で再建されたことが記されている。
スーパー林道沿い参道側 神門
御鎮座1,300年記念事業の一環で、スーパー林道沿い参道に造営、
材料は、地元天竜杉を使用平成17年10月29日竣工 西ノ閽(かどもり)の神門
御朱印は参道階段手前の社務所にて。