秋葉山 秋葉寺(三尺坊)
秋葉山の8合目付近に鎮座する秋葉山 秋葉寺(三尺坊)に参拝しました。
秋葉山 表参道を秋葉山本宮 秋葉神社 下社より
2時間弱 登ると秋葉寺が見えてきます。
秋葉寺の開基は養老2(718)年 行基菩薩によるとされ、
当初は大登山霊雲院と称したそうですが、三尺坊の出現により今の寺名となりました。
その後、江戸時代の1700年代には114代中御門天皇、
118代後桃園天皇の勅願を受けています。
しかし明治の初めには寺の内部抗争が起きたり、
住職が病没したりのゴタゴタに乗じて、廃寺を強いられ、
三尺坊のご神体は本末関係の本寺にあたる「可睡齋」に移されます。
同時に山頂には神道系の火伏の神である火之火具土神を祀る「秋葉神社」が建立されました。
明治13年11月18日、多くの信徒の願いが叶い再建の許可が下り現在移動。
荘厳な仁王門だが荒廃が進んでいる。
本堂も荒廃が進み寂れた様子
ここは秋葉信仰の一番古い霊場としての古色と信仰を守っており、
三尺坊が出現したといわれる地です。
山頂の秋葉山本宮 秋葉神社 上社からは
参道を下り約30分程。