高野山 壇上伽藍 山王院(さんのういん)
高野山真言宗 総本山金剛峯寺 名所一覧
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山王院(さんのういん)は金堂の右側にあります。
鳥居があるのはここ山王院が地主の神を山王として礼拝する場所
としての意味であるからです。
その背後に鎮座する御社(みやしろ)にはここ高野山の元々の神、
丹生明神(にうみょうじん)を祀ります。
山王院はさしずめ拝殿の意味合いでしょうか?
正面より苔生した屋根が雰囲気あります。
山王院、右端からは御社(みやしろ)へと向かう道。
山王院(さんのういん)
山王院は御社の拝殿として建立された、両側面向拝付入母屋造り
(りょうがわめんこうはいつきいりもやづくり)の建物で、桁行21.3メートル、
梁間7.8メートルあります。
山王院とは地主の神を山王として礼拝する場所の意味であり、
現在の建物は文禄3年(1594年)に再建されたものです。
このお堂では、毎年竪精(りっせい)論議や御最勝講(みさいしょうこう)などの
重要行事や問答が行われます。また毎月16日には明神(みょうじん)様への御法楽として、
月次門徒・問講の法会が行われています。
高野山真言宗 総本山金剛峯寺
御社(みやしろ)側から、
山王院(さんのういん)が御社の拝殿である形がよく解ります。
ちなみにここから真っすぐ進むと西塔があります。
静かでお勧めのコースです。
山王院(さんのういん)
住所 和歌山県伊都郡高野町高野山152
アクセス 南海りんかいバス「金堂前」・京奈和道「紀北かつらぎIC』
定休日 無休