桃尾の滝(もものおのたき)大国見山・奈良県天理市石上町
桃尾の滝 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/桃尾の滝
桃尾の滝は、大国見山中にあり
石上神宮の元宮であったとも伝えられる
石上神社から歩いて数分のところにあります。
布留川沿いにあるハタの滝と共に
石上神宮の祓戸だった時期もある神聖な滝です。
桃尾の滝(もものおのたき)
布留川の上流に位置しており、古今和歌集において
後嵯峨天皇や僧正遍照が「布留の滝」と詠んだ滝と言われている。
明治時代に廃絶されるまでは桃尾山蓮華王院龍福寺という密教寺院の境内地だった。
また、石上神宮の元宮であったとも伝わり、
毎年7月の第3日曜日には滝開きの神事が執り行われる。
滝壼の左側には鎌倉時代中期の作である不動三尊磨崖仏や、
南北朝時代前期の作とされる如意輪観音と不動三尊の石仏などがあり、当時の面影が残る。
桃尾の滝(もものおのたき)
桃尾の滝は古くから行場として知られ、
布留の滝として和歌や句にも読まれてきました。
滝の落差は23mあり、春日断層崖で見られる滝の中では最大級です。
滝壺の手前左側に刻まれた、不動三尊摩崖仏は鎌倉時代の作で、
県下でも屈指の名不動と呼ばれています。
夏、凉を求めて訪れる人が多いのですが、春や秋に足を運ぶ人も増えています。