物見山(328m) 海上の森・愛知県瀬戸市海上市




物見山(328m) 海上の森・愛知県瀬戸市海上市

あいち海上の森センター

愛知県瀬戸市の海上町を中心に上之山町・屋戸町・吉野町・広久手町

にかけての地に広がる「海上の森(かいしょのもり)」は

200以上もの小さな湿地があることが特徴の里山

愛知万博の会場候補地となったが見直され現在は環境保全されています。

その海上の森の中にある物見山(標高327.9m)は

尾張・三河の眺望地で、七つの城が見えたことから「七城ヶ峰」と呼ばれ、

戦国時代に武田軍が偵察したことから名付けられたそうです。

物見山(ものみやま)

標高 372m 登山日 2019年3月16日
多くの湿地帯も持つ「海上の森」武田軍が偵察したことから名付けられた里山
所在地 愛知県瀬戸市海上市

難易度      オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索)あいち海上の森センター
スタート(08:59)→物見山(09:39)→ゴール(10:44) 所要時間 1時間45分 高低差 205m 累積標高 308m / 312m 距離 7.3m
■周辺には古墳群もあり、山名は武田信玄の家臣が能見平野を望んだことから名付けられたと伝わる。尾張・三河の眺望地で、七つの城が見えたことから「七城ヶ峰」と呼ばれました。
■海上の森(かいしょのもり)は、愛知県瀬戸市の海上町を中心に上之山町、屋戸町、吉野町、広久手町にかけての地にある600 ha の敷地に200以上もの小さな湿地があることが特徴の里山と森林公園で、2005年度の愛知万博の会場候補地となったが見直され現在は環境保全されています。
■瀬戸市の南東部の豊田市との境界付近の矢田川の支流である山口川の源流部に位置している。南側の豊田市の境界稜線上に物見山(標高327 m)があり、その尾根は東海自然歩道がある猿投山へと続いている。
■海上の森には遊歩道が整備され、年間を通して自然観察、バードウォッチング、ハイキング、散歩などに訪れる人があり、里山として親しまれている。愛知県や各種団体により自然体験プログラムが開催されている。2004年に美しい日本の歩きたくなるみち推薦会議により、「瀬戸・海上の森と窯垣の小みち」が美しい日本の歩きたくなるみち500選のひとつに選定された。

愛知県には高い山が無く、最高峰の茶臼山でも標高1415m程度です。そのため、厳冬期・春 秋のハイキングなど自分のスタイルに合わせて楽しめるのも魅力。登山初心者やファミリーに最適で魅力的な山が多いのも特徴です。

あいち海上の森センター 

トイレや駐車場のある「あいち海上の森センター 」より

登山口

広久手第一池 

鏡のような池

大小様々な池が点在しています。

四ツ沢 方面 分岐

沢沿いを歩きます

「野鳥・古窯の森」の鳥類

海上の里方面へ ここから登り

分岐を右 山頂方面へ

気持ちの良い道

聖徳太子の古墳 本当⁉︎

周辺には数多くの古墳群があるそうです。

物見山(328m)山頂 

山頂より

一度林道へ

海上の里

里山サテライト(かたりべの家) 

休憩所は海上の森に80数年建っていた古民家を

移設・整備したものだそうで、現在では大変珍しい建築様式の建物

内部は休憩スペースの他、展示スペースもあります。

手押しポンプの井戸 

海上の森案内図 

海上の里の再生

多度神社 入口にある祠

整備された遊歩道では終始 沢沿い歩きが楽しめる

アセビ

四ツ沢 分岐

ここから三角点 方面へ

四等三角点のあるピーク 

貧栄養湿地 

砂礫層がむき出しになった湿地帯

小さな池があり遊歩道が敷設されています。

湿地にはサギソウ、東海地方の固有種

食虫植物のトウカイモウセンゴケ・ミミカキグサ・ホソバリンドウ

が自生、トビケラ・ハッチョウトンボなどの生息地となっている。

日当たりのよい湿地にだけ自生する希少なシデコブシ

樹林化が進んで光が入らなくなり生育環境は悪化しているのだそう

保全のために周辺の除伐が行われている。

シデコブシの沢筋湿地 

シデコブシは東海地方一部の日当たりのよい湿地に分布する落葉小高木

環境省による準絶滅危惧の種の指定を受けている

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