三ッ峠山(開運山)・本社ヶ丸




三ッ峠山(開運山)・本社ヶ丸

山梨百名山の2座「三ッ峠山(開運山)・本社ヶ丸」を

金ヶ窪登山口より周回して来ました。

日本二百名山にも選定されている三ッ峠は

「開運山(1,785m)・御巣鷹山(1,775m)・木無山(1,732m)」の三座の総称で、

三ッ峠山は最高峰である開運山を指すそうです。

木無山(きなしやま) 

標高 1732m 登山日 2021年10月8日
三ッ峠の一座
所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町河口

三ッ峠山(開運山)(みつとうげやま)

標高 1785.23m 登山日 2021年10月8日
日本二百名山 三ッ峠の一座 山梨百名山の一座
所在地  山梨県南都留郡富士河口湖町河口

御巣鷹山(おすたかやま) 

標高 1775m 登山日 2021年10月8日
三ッ峠の一座
所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町河口

茶臼山(ちゃうすやま)

標高 1513m 登山日 2021年10月8日
所在地  山梨県南都留郡富士河口湖町河口

大幡山(おおはたやま) 

標高 1531m 登山日 2021年10月8日
所在地 山梨県南都留郡富士河口湖町河口

清八山(きよはちやま)

標高 1593m 登山日 2021年10月8日
秀麗富岳十二景の一座
所在地 山梨県大月市笹子町黒野田

本社ヶ丸(ほんじゃかまる)

標高 1630.83m 登山日 2021年10月8日
三等三角点(ヅサ平)山梨百名山 麗富岳十二景の一座
所在地  山梨県大月市笹子町黒野田

八丁山(はっちょうやま)

標高 1580m 登山日 2021年10月8日
所在地  山梨県大月市笹子町黒野田

難易度 ★     オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索) 金ヶ窪登山口
西川新倉林道脇駐車場(07:29)→金ヶ窪登山口(07:30)→展望ポイント-1(08:11)→木無山(08:14)→三つ峠山荘(08:19)→四季楽園(08:23)→三ッ峠山(08:27~08:36)→御巣鷹山(08:47)→茶臼山(09:13)→大幡山(09:24)→ヤナ沢の頭(09:34)→清八山(09:50)→清八峠(09:52)→本社ヶ丸(10:13~10:19)→清八峠(10:35)→清八山(10:39)→八丁山分岐(10:51)→八丁山(10:55)→八丁峠(プレート)(11:05)→巡視路分岐(11:14)→金ヶ窪登山口(11:32) 所要時間 4時間07分 累積標高 1102m / 1095m 距離 11.8km
■三つ峠(みつとうげ)は、山梨県都留市、西桂町、富士河口湖町の境界にある標高1,785mの山である。峠ではない。三ッ峠山と呼ばれることもある。
開運山(1,785m)、御巣鷹山(1,775m)、木無山(1,732m)の3つの頂上の総称であるが、最高峰である開運山を指すこともある。古くは奈良時代まで遡り霊山として知られた歴史をもつ。古くは奈良時代から修験道の霊山として知られた。江戸時代後期の天保3年(1832年)に善應空胎上人によって開山された信仰の山である。
神鈴峰、仙泉山とも呼ばれる。現在の三つ峠の由来として、山頂付近にわき水があることから水峠と呼ばれ転化したという説、三つの尖峰(トッケ)があることから、ミツトッケと呼ばれ、それに文字あてたという説がある。また、この三つの尖峰は木無山、御巣鷹山、開運山を指すという説や、開運山の三つの尖峰を指すという説にも分かれている。
山頂からは眺望に恵まれ、富士山、御坂山地、南アルプスが一望できる。条件が良ければ、飛騨山脈の槍穂高連峰を遠望することも出来る。この眺望の良さは大正時代に大町桂月が紀行文で紹介している。頂上付近からは貝の化石なども発見されている。山頂直下の屏風岩では、ロッククライミングが行われる。日本二百名山、日本三百名山、都留市二十一秀峰に選定されている。
■三ツ峠は岩登りのゲレンデとして古い歴史がある。大正13年6月1日、沼井鉄太郎らにより試登され、その記録が発表された。昭和4年には富士山麓電気鉄道(現富士急行)が営業運転を開始し、新聞輸送を兼ねて、早朝3時前後の電車を運転していた。休暇の少なかった勤労青年も夜行日帰りが可能となり、多くの岳人を迎えた。それ以前は、唯阿大和尚の開山になる信仰の山であった。富士急行の三ツ峠駅からの表登山道には今も数々の旧跡が残っている。三ツ峠は、3つのドッケ(突起)から成り立ち、三ツ峠の字をあてた。これに二説がある。岩登りのゲレンデ、屏風岩のピークを開運山といい、二等三角点が埋設されている。これに北側の電波塔のある御巣鷹山、南の木無山を加えた総称。もう一説は、開運山の東のやはり電波塔のある中峰、東峰を含めた三峰の称。どうも後者の方が山名の由来にふさわしい感じがする。ここから眺める富士山、南アルプス、北アルプス、奥秩父、八ヶ岳、道志の山など、眺望は絶品の一語に尽きる。表登山道の三ツ峠駅から4時間30分で山頂へ。最短コースは御坂トンネルの先の裏登山口から1時間30分で山頂に達する。
■本社ヶ丸は笹子川右岸の最高峰の山。中央線沿いから登ると1000mを越える標高差はかなりハードだが、それが報われるような富士山の展望や気分のよい自然林の森がある。本社ヶ丸頂上からは富士山の眺めがよく、都留市の街並みがずいぶん低く見える。

山梨百名山(やまなしひゃくめいざん)は、1997年、山梨県によって選定された県内の名山100選である。一般公募と市町村推薦であがった候補の中から、選考委員会によって、県民に親しまれている・全国的な知名度がある・歴史や民俗との関わりあるなどの基準で選ばれたとされる。

金ヶ窪登山口

金ヶ窪登山口 駐車場より

山頂までの標高差は約500m、最短時間で登れるルートです。

平日というのに沢山の登山者、丁度これから登り始める人ばかりでした。

富士箱根伊豆国立公園

三ッ峠

三ッ峠山・木無山・御巣鷹山の三山の総称である三ッ峠は、山頂が1786.1mと亜高山帯に位置し、たくさんの高山植物や山野草など貴重な植物が生息しています。みんなで、この美しい自然を守り大切にしましょう。

西川~新倉林道の地層

ここを起点とし、富士吉田市の新倉地区につながる西川~新倉林道は地層の絶好な観察ルートです。このルートの岩石は礫岩、砂岩、泥岩、凝灰岩、火山角礫岩で、地質構造は南西方向の軸をもつ褶曲構造が非常によくわかります。ルートの北端(現在地点)では、わずかに北に傾斜する礫岩層が山頂の三ッ峠まで続き、南に進むと背斜・向斜褶曲をしながら祖師峠の桂川断層に至り、北に傾斜する桂川礫岩層へと続きます。

林道の様に広く快適な登山道

山荘関係者の方は車で向かうそうです

分岐より木無山 方面へ

すぐの所に富士山の展望ポイントがありました

木無山(1732m)

分岐から5分程度で三ッ峠の一座「木無山(1732m) 」へ

山頂一帯の草原より

再び分岐まで戻り三ッ峠山荘へ

山荘の展望デッキより

東側の山々 御正体山 杓子山

三ッ峠山荘の先には広いスペース、

空には秋の雲(うろこ雲)が広がっていました

四季楽園より(右 開運山・左 御巣鷹山)

三ッ峠山(開運山)(1785.23m)

富士山展望の山としても知られる二百名山の三ッ峠山

秋晴れの素晴らしい展望を貸切で堪能することが出来ました

二等三角点(水峠)

奈良時代から修験道の霊山として知られていたそうで、

天保3年(1832年)に善應空胎上人によって開山された信仰の山でもあります。

三ッ峠山 (開運山)の他、「神鈴峰・仙泉山」とも呼ばれているそうです。

由来としては、山頂付近に湧き水があることから水峠が転化したという説、

また、三つの尖峰(トッケ)があることから、ミツトッケに文字あてたという説があります。

この三つの尖峰は現在の3座、「木無山・御巣鷹山・開運山」を指す他、

開運山の三つの尖峰を指すという説もあるんだそうです。

天子山地 毛無山の左奥に安倍東山稜

手前に足和田山 十二ヶ岳 鬼ヶ岳 節刀ヶ岳

御坂山地 十二ヶ岳 鬼ヶ岳 節刀ヶ岳 破風山 黒岳 釈迦ヶ岳 御坂山

その先に連なる南アルプス

八ヶ岳と金峰山〜国師ヶ岳

大室山と菜畑山 右に二十六夜山

南アルプス 甲斐駒ヶ岳 鳳凰三山 白根三山 塩見岳 荒川三山 赤石岳 聖岳 等

御巣鷹山(1775m)

三ッ峠 最後の一座「御巣鷹山(1775m)」

山標は通信施設の裏ありました

茶臼山(1513m)

大幡山(1531m)

途中の小ピークを越えながら

大幡八丁峠まで一旦300m程下る

途中の鉄塔より「八丁山」

下山はこちら側から巡視路沿いを下ります

右から丹沢山塊 大室山 今倉山 赤鞍ヶ岳

高畑山・倉岳山・九鬼山 等の山々

大幡八丁峠

清八山(1593m)

清八山は本社ヶ丸(ほんじゃかまる)と一緒に

大月市選定の秀麗富嶽十二景に制定されている富士展望の山です

富士山と三ッ峠山

歩いて来た尾根

ここから岩稜帯になり所々で好展望

本社ヶ丸(1630.83m)

三等三角点(ヅサ平)

御坂山地と南アルプス

一際大きな黒岳と、三角形の釈迦ヶ岳

たおやかな山容の大栃山

八ヶ岳連峰 金峰山〜国師ヶ岳と甲府盆地

雁ヶ腹摺山 黒岳〜大菩薩嶺 破風山〜甲武信ヶ岳

八丁山(1580m)

清八山 先の分岐まで戻り「八丁山」へ

八丁峠(1498m)

東電の巡視路で林道まで下り金ヶ窪登山口へ

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