真木お伊勢山(550m)・山梨県大月市大月町真木
山梨県大月市にある「真木お伊勢山(まぎおいせやま)」へ
お伊勢山は山と言うよりは真木集落の外れにある丘陵地といった佇まいの場所で、
春には約3,000本もの桜が咲く花見の名所もあります。
また、大月市が制定した、富士山展望に優れた山の称号である
「大月市秀麗富嶽十二景」の一座にも選ばれています。
大月市観光協会では、この「秀麗富嶽十二景」の選定の中心人物であった、
同市出身の山岳写真家「白簱史朗氏」の功績等を讃えるとともに、
訪れる登山者の安全を祈願して、「お伊勢山」に顕彰碑と写真を施した石碑を建立しました。
お伊勢山(おいせやま)
標高 550m | 登山日 2023年10月21日 |
大月市秀麗富嶽十二景 | |
所在地 山梨県大月市大月町真木 |
難易度 ★ オススメ ★ | 登山口(ナビ検索)真木温泉 |
上真木バス停(09:50)→ゴール地点(09:53) 所要時間 12分 累積標高 47m / 47m 距離 877m | |
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真木温泉の近くの駐車場より歩き始めます。
至る所に案内板があり大変解りやすいです。
坂道を少し登るとあっという間に山頂に到着です。
「真木お伊勢山(お伊勢山)」の周辺には、約3000本の桜が植えられており、
4月には一面に咲き誇ります。
「五福巡り」と呼ばれる、上真木集落にある五つの社寺を巡るコースが設定されてます。
全て回っても1時間程で歩けるようなので、お花見のシーズンに巡ってみるのもお勧めです。
真木お伊勢山(550m)
山頂と思しき一番高い場所は共同墓地となっており、
その一段低い所にスペースがあり、「秀麗富嶽神社」や「秀麗富嶽十二景の写真」、
案内板等が置かれています。
白旗史朗氏の顕彰碑
山標の横には「白旗史朗氏」の顕彰碑が置かれています。
大月市出身の山岳写真家で、「秀麗富嶽十二景」の選定では中心となった人物です。
ヒマラヤをはじめとする世界の峰々や、
日本国内の名峰の四季折々の姿を数多く撮影しています。
同氏による秀麗富嶽十二景の撮影も行われました。
2019年(令和元年)に86歳で亡くなられましたが、氏の遺徳を称えるために、
写真コンテストでは35歳以下の応募者を対象に「白籏史朗賞」が新設されました。
大月市秀麗富嶽十二景ガイドマップ
山梨県大月市、市内には秀麗な富士山を望む山々が多くあることで知られています。
その大月市が1992年(平成4年)に選定・公布されたのが「秀麗富嶽十二景」です。
これは大月市域の12の山域(19峰)から望む富士山のうち、
特に優れた十二景を選定したものであり。
併せてふるさとの自然をそのまま後世に伝えようと意図したものです。
1993年から続く「秀麗富嶽十二景写真コンテスト」には、
毎年息をのむような素晴らしい作品が寄せられています。
1番山頂 | 2番山頂 | 3番山頂 | 4番山頂 | 5番山頂 | 6番山頂 |
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姥子山
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奈良倉山
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7番山頂 | 8番山頂 | 9番山頂 | 10番山頂 | 11番山頂 | 12番山頂 |
お伊勢山
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白旗史朗氏が「富士山の眺めが日本一美しい山頂」と言わしめた、
お伊勢山からの眺望でしたが、この日は富士山には雲が掛かり残念ながら望めませんでした。
またいつか、桜の時期に訪れたいと思います。