金光明山 光明寺(こうみょうじ)・ 静岡県浜松市天竜区山東
静岡県天竜区山東にある曹洞宗、金光明山 光明寺へ
養老元年(717年)に元正天皇の詔勅により行基が開いたとされる古刹です。
元々は、現在地より北東にある光明山(鏡山)の山頂にありました。
秋葉溝が盛んだった江戸時代後期、光明山は「水の神さま」として信仰されていました。
秋葉山は火難避け、光明山は水難避けの神様、
「両参り」「ついで参り」と称し両方にお参りする人が多かったそうです。
昭和6年4月9日、奥之院以外を残す大火となった光明寺は
ここ麓の山東に再建されました。
旧境内は光明山遺跡と呼ばれ、石垣が残されています。
光明寺の大黒殿には、日本最大級の木造の大黒真天像があり、
開運福寿・商売繁盛などに御利益がある。
大黒殿
境内は広く大黒殿も新しい
崇山と名の付く裏山には火災を免れた奥の院が移築された
日本最大、一本杉より造られた大黒天像(高さ約4m)
社務所
摩利支天
三満殿
本堂の裏から少し登ったところに三満殿
ここからさらに奥の院へのみちが続く
稲荷社
奥之院 摩利支天堂
昭和6年4月9日、光明山(鏡山)山頂にあった光明寺は
奥之院以外を残す大火となった。
光明寺は麓の山東に再建。奥之院もこの場所に移築された。
奥之院より二俣市街を望む
中央手前が烏帽子山・その左後方に浅間山、
右は城山、その後方が鳥羽山と二俣三山が一望できる。