法隆寺 西円堂・世界遺産 法隆寺地域の仏教建造物
法隆寺 – Wikipedia
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法隆寺西円堂
1棟 国宝 附指定 旧小屋組心束1本
棟札2枚 鎌倉前期1250年(建長2 )
八角円堂、一重、本瓦葺
1901.03.27(明治34.03.27) 重要文化財指定
1955.02.02(昭和30.02.02) 国宝指定
法隆寺西円堂
夢殿と同じ正八角形の法隆寺の西円堂。
奈良時代に光明皇后の母・県犬養橘三千代(橘夫人)の発願によって
行基菩薩が建立したと伝えられている (718年、養老2年)。
現存のお堂は鎌倉時代1250年(建長2年)建立されたもので国宝。
堂内に安置されている本尊薬師如来座像は奈良時代の創建当時のもの。
日本最古最大像高約2メートル半の坐像(丈六大仏)は、
漆と布を主として用い中を空洞とする脱空乾漆像。
お堂の裏側には賓頭盧(びんずる)さまが祀られているそうです。
右うしろに見えているのは鐘楼で今でも
午前8時から午後4時迄の2時間おきに1日5回時刻の数だけ鐘がつかれる。
『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』。
有名な正岡子規の句に詠まれた鐘の音はここ西円堂の鐘の音だそうです。2月1日~3日(午後1時・午後5時) 西円堂修二会
2月3日(午後7時) 西円堂鬼追式(追儺式)
10月8日(午前10時半) 西円堂奉納鏡奉納転読法要・西円堂薬師護摩
西円堂
西院伽藍北西の小高い場所に、峯の薬師と呼ばれる
薬師如来像を安置する八角円堂の西円堂があります。
このお堂の創建については、養老2年(718)に光明皇后の母、橘夫人の発願によって、
行基菩薩が建立したという伝承があります。
現在の建物は建長2年(1250)に再建されていますが
凝灰岩の礎石や二重の須弥壇に天平期の名残りがみられます。
堂内中央の薬師如来像を取り囲むように十二神将像が、
また東面には千手観音像、北面には不動明王像が安置されています。
また堂内には薬師如来の霊験を物語る、夥しい数の刀剣や弓、甲冑、鏡などが奉納され、
現在その一万点以上が宝物庫に収蔵されています。
(鎌倉時代 国宝)
鐘楼
正岡子規の有名な句『柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺』。
鐘の音はここ西円堂の鐘の音だそうです。
薬師如来像
薬師如来像
八角形の裳懸け座に坐す、丈六の大きな脱活乾漆造で
「峯の薬師」と呼ばれ、今も多くの人々から篤く信仰されています。
光背は鎌倉時代の後補で二重になった円相には七仏薬師と千体仏が取り付けられています。
(奈良時代 国宝)