伊勢神宮 外宮(豊受大神宮)
伊勢神宮H.P
http://www.isejingu.or.jp/about/geku/index.html
近鉄線で鳥羽から伊勢市駅まで
参道は賑わっていました。
県道22号線と木本道路を越えると伊勢神宮 外宮が見えてきます。
神域の入口には防火のためにつくられた掘川が流れ、
火除橋がかけられています。
豊受大神宮 (外宮)
豊受大御神はお米をはじめ衣食住の恵みをお与えくださる産業の守護神です。
今から約千五百年前に丹波国(現在の京都府北部)から
天照大御神のお食事をつかさどる御饌大御神としてお迎え申し上げました。
御垣内の御饌殿では、毎日朝夕二度、天照大御神に神饌をたてまつる
お祭りがご鎮座以来一日も絶えることなく行われています。
御遷宮は内宮と同じく二十年に一度行われ平成二十五年十月五日に
第六十二回式年遷宮が行われました。
敷地面積は内宮とほぼかわらないが
外宮の方が立ち入り禁止区が多く巡る所は少ない印象。
手水舎の奥に見えるのが「せんぐう館」と「まがたま池」
「せんぐう館」では外宮正宮の原寸大模型などを展示しています。
三ツ石(みついし)
古殿地の南側にある三個の石を重ねた石積みで、
この前では御装束神宝おんしょうぞくしんぽうや奉仕員を祓い清める
式年遷宮の川原大祓かわらおおはらいが行われます。
三ツ石まで来ると正宮が見えてきます。
撮影できるのはここまで。
横からは本殿が見えます、隣にある古殿地は
正宮と同じ広さの敷地を持ち、前回の遷宮まで御殿が立っていた場所です。
外宮神楽殿
御饌、御神楽などのご祈祷のご奉仕や、
お神札やお守りを授与しています。
三ツ石と外宮神楽殿の間から別宮へ
別宮 風宮
御祭神 級長津彦命・級長戸辺命
ご祭神は、風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命で、
内宮別宮の風日祈宮かざひのみのみやのご祭神と同じです。
雨風は農作物に大きな影響を与えますので、
神宮では古より正宮に準じて丁重にお祀りしています。
元寇の際に神風を吹かせた神としても知られます。
御鎮座地
御池にかかる亀石を渡り、多賀宮へ上る石段の左側に鎮座します。
別宮 土宮御祭神 大土乃御祖神
古くから山田原やまだのはら の鎮守の神でしたが、
外宮の鎮座以後は宮域の地主神、宮川堤防の守護神とされ、
平安時代末期に別宮に昇格しました。
土宮の前は式年遷宮山口祭やまぐちさい、
御船代祭みふなしろさいの祭場でもあります。
御鎮座地
御池にかかる亀石を渡り、右側に広がる深い杉木立の中に鎮座します。
他の別宮が全て南向きであるのに対して、土宮だけが東向きです。
荒御魂を祀る「多賀宮」は少し上がった所にある。
別宮 多賀宮
御祭神 豊受大御神荒御魂
多賀宮は、外宮に所属する四別宮のうち、第一に位しています。
殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。
ご祭神は、豊受大御神の荒御魂あらみたま。神様の御魂のおだやかな働きを、
「和御魂にぎみたま」と申し上げるのに対して、
荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きを、「荒御魂」とたたえます。
山の頂にあるので「高宮」とも呼ばれていました。
御鎮座地
御池にかかる亀石を渡り、98段の石段を上った小高い丘の上に鎮座します。
下御井神社(しものみいのじんじゃ)
外宮の所管社で、内部には井戸があります。
日別朝夕大御饌祭ひごとあさゆうおおみけさいを始め、
お祭りにお供えする御水をいただく上御井神社かみのみいのじんじゃで
不都合があった場合は、下御井神社でいただいた御水をお供えします。
尚、上御井神社へ立ち入り参拝することはできません。