比叡山 延暦寺 東塔 根本中堂(こんぽんちゅうどう)
比叡山延暦寺H.P
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雪の中、麓の坂本から登山で延暦寺 東塔エリアに、
現在、根本中堂は平成二十八年度から約十年をかけ大改修中です。
寒い冬場も、大きなクレーンが掛かり改修作業中です。
白い工事用シートに囲われ、残念ながら全体像は見ることが出来ない。
現在のものは織田信長による比叡山焼き討ちの後、
家光公のめ命により建てられたものである天台様式と呼ばれるその建物は、
密教建築の基本形を表すものとして貴重であり、国宝に指定されている。
比叡山 根本中堂(国宝)
根本中堂(こんぽんちゅうどう)
延暦寺では三塔即ち東塔・西塔・横川にそれぞれ中心となる仏堂があり、
これを「中堂」と呼んでいますが、東塔の根本中堂はその最大の仏堂であり、
延暦寺の総本堂となります。本尊は薬師如来です。
延暦寺を開いた伝教大師最澄が延暦7年(788)に創建した
一乗止観院(いちじょうしかんいん)が元であり、その後何回も災害に遭いましたが、
復興の度に規模も大きくなりました。
現在の姿は徳川家光公の命で寛永19年(1642)に竣工したものです。
ご本尊の前には、千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」も安置されています。
建物は国宝に指定されています。廻廊は国重要文化財に指定されています。
根本中堂へと続くバリアフリーな坂、冬場はスリップ注意です!
国の重要文化財の回廊は靴下越しでも霜焼けになるほどの寒さ、
改めて厳しさを感じます。
根本中堂(国宝)
延暦七年(七八八)、伝教大師が比叡山に初めて鎮護国家の道場として
建立されたのが根本中堂の始まりで、比叡山の総本堂です。
現在の建物は寛永十九年(一六四二)、徳川家光公により再建された
比叡山様式の特色あるお堂で、ご本尊は伝教大師自作の秘佛薬師如来を祀り、
内陣では毎日国の安泰と国民の繁栄を祈って、護摩が修うせられ、
宝前には有名な「不滅の法灯」が輝きつづけております。