竜頭山(1352.1m)・勝坂古道〜林道大久保線




竜頭山(1352.1m)・勝坂古道〜林道大久保線

浜松市天竜区春野町勝坂より竜頭山へ

天竜スーパー林道から野尻集落へと下る林道大久保線で周回して来ました。

勝坂からのルートは林道開通以前はよく歩かれていたようですが、

秋葉山~竜頭山間の縦走路(通称 おくねん街道)等と同じく、

林道開通後、登山者は激減したそうです。

一部、不明瞭な箇所もある上級者向けのルートとなります。

竜頭山(りゅうとうさん)

標高 1352.1m 登山日 2022年3月5日
山伏の修行場として名高い山
所在地  静岡県浜松市天竜区春野町豊岡

難易度 ★★     オススメ  登山口(ナビ検索) 勝坂神楽の里
スタート地点(09:53)→避難小屋(12:03)→竜頭山(12:22)→東屋(12:25)→竜頭山(12:43)→ほうずき平(12:55)→ゴール地点(15:37) 所要時間 5時間43分 累積標高 1765m / 1766m 距離 25.2km
■竜頭山は南アルプス深南部、浜松市北方の佐久間町と春野町の境にある。「竜の頭」とは迫力のある山名だが、その山名の由来はわからないが、天竜川との関連しているものと考えられる。
山頂北東側は天竜の森として整備されていて、車道が延びている。二等三角点がある山頂のすぐ南の岩峰には休憩小屋があり、展望がすばらしい。
■ー

「静岡の百山」は、東部から西部、北部まで静岡県内の山が幅広く選ばれています。 叉、海岸近くの低山から南アルプスの3000mを越える山までバラエティーに富んでいます。 本自体は山名の由来、歴史など生活に密着した山の説明が中心で、登山のガイドブックではありません。 山の知識を深め、より楽しむための本です。

勝坂神楽の里 総合案内所より

勝坂神楽の里

住所 〒437-0606 静岡県浜松市天竜区春野町豊岡307

電話番号 053-989-1470

営業時間

総合案内所:午前8時30分~午後5:00

食事提供:午前11:00~午後3:00

アクセス 東名高速袋井ICから1時間30分

H.P https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-530b/kaguranosato.html

林道から登山道へ

つづら折りの勝坂古道と重なるように急登の中部電力巡視路、

古道より巡視路のほうが道は鮮明です

P1077 中電巡視路、景色の良い鉄塔より

下山はこちら側の尾根を使う予定

一番左の鉄塔が山頂です

1100mを越えてから雪

天竜スーパー林道に合流

天竜の森

竜頭山(1352.14m) 二等三角点(竜頭山)

東屋のある竜頭山展望台より

ボンジ山 京丸山 灰縄山 奥に岩岳山〜竜馬ヶ岳〜深南部の山々

天神山〜ラクダ山〜秋葉山

天竜川のV字谷

戸口山 橿山 丸山 小仏山 奥三河の山々

「戒光院」跡

長い間この地は秋葉奥の院の境内だったが、明治二十八年二月に「真言宗醍醐派、戒光院」として秋葉寺から独立し、その後大いなる隆盛を見た。しかし大正十四年春野町豊岡へ移転。(案内板より)

明治以前、勝坂の不動尊を秋葉寺 奥の院にお移して祀ったことから

竜頭山は古くは不動山とも呼ばれ、奥の院は勝坂不動とも呼ばれていました。

勝坂地区の人達は毎年の秋、その年の作物を持ち寄り勝坂古道を登り、

奥の院の行場「百味献供岩」へ感謝とともにささげていたそうです。

八尺坊

古くより秋葉山奥の院の本尊だったが、正徳三(一七一三)年二月に田中藩主内藤信輝の宿願により焼津市花沢の法華寺へ移された。徳川信康が八尺坊であるとの言い伝えもあり、その跡に小祠が建つ。四月最終日曜が例祭日。(案内板より)

登って来た尾根とボンジ山〜灰縄山

林道大久保線

竜頭山 井戸口山

林道より

林道大久保線 起点、春野町豊岡 野尻集落へ

気田川沿い 県道389号「水窪森線」

勝坂集落へ

正面に綺麗な三角形の「入地山」

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