乳岩峡(ちいわきょう)乳岩・国の名勝及び天然記念物・愛知県新城市川合




乳岩峡(ちいわきょう)乳岩・国の名勝及び天然記念物・愛知県新城市川合

乳岩峡 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/乳岩峡

三遠南信自動車道(三遠道路)鳳来峡ICより車で5分程度の

愛知県新城市川合に乳岩・乳岩峡(ちいわきょう)があります。

道なりに案内板が出ているので迷うことはないと思いますが、

道が細いので注意が必要です。

乳岩峡(ちいわきょう)

乳岩峡(ちいわきょう)は愛知県新城市川合に位置する峡谷。
宇連川支流の乳岩川に位置し、鳳来峡より更に内陸部にある。
全長4キロメートル。国の名勝及び天然記念物
(1934年1月22日指定:乳岩および乳岩峡)。
名前の由来はこの峡谷のシンボルでもある乳岩山で、
標高670メートルにも及ぶ岩山。
この辺りは炭酸カルシウムを主成分とする鍾乳石が多く見られ、
その鍾乳石が乳房に見える事から一帯を乳岩と呼ぶ。
近くには洞窟が多く見られ、最大の乳岩洞窟は胎内くぐりを楽しむことができ、
子安観音が祀られている。また、河床は平坦な一枚岩で形成され、
表面が滑らかである。
これら一帯は天竜奥三河国定公園にも含まれる。
その一方で、一帯は険しい岩山が多く鬼岩を中心として
全国有数のフリークライミングのメッカとしても知られるが、
一帯の岩山は自然公園法、または文化財保護法によって保護されているため、
傷つけたり環境を汚したりすると法律によって
罰せられる恐れがあることを留意すべきである。
乳岩峡 – Wikipedia

桟敷岩

この岩石は流紋岩質凝灰岩(りゅうもんがんしつぎょうかいがん)で
二千万年前の海底地すべりの現象がみられる


桟敷石

駐車場は満車。

水遊びをする家族連れで賑わっています。

凝灰岩とは、火山から噴出された火山灰が地上や水中に堆積して出来た岩石。

その凝灰岩に流れるような層状模様が見られるのが流紋岩質凝灰岩です。

一枚岩のような桟敷石を抜けると、

乳岩、三ツ瀬明神山への登山口方面への道へ

乳峡谷のシンボル、標高670メートルにも及ぶ乳岩山は

遠くから見ても圧巻の大きさ。

数分進と、乳岩・三ツ瀬明神山の分岐へ

一巡20分と書いてありますが、確かにもっと掛かるかも。

混んでいたため、逆順で巡ってしまいましたが、

急な階段もあるので、不安な方は案内板通りに

これだけ巨大な乳岩(磐座)は江戸時代末期までは

山岳修験者たちの修行の場でありました。

近くには鳳来寺などの修験の寺院もあり、

この辺一帯ではダイナミックな修験の道場だったと想像できます。

仏像ですがやはり不動明王、観音菩薩が多いようです。

通天門

急な階段を登り詰めると

通天門と呼ばれる天然の石門が見えて来ます。

思わずため息が漏れるほどの圧巻の光景。


通天洞

巨岩の間、通天洞を縫うように登るのは垂直の鉄の階段。

2〜3回ハシゴ場が続きます。

逆から巡るとこれを降りることになり危険です。

三ツ瀬明神山に登った後に巡ったせいか

汗だく クタクタ、帰りは水浴びして帰りました。

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