渋川六所神社(岩谷)
引佐情報・いなさサイト
https://inasa.site/a/0308000439-六所神社-渋川
静岡県旧引佐町渋川にある渋川六所神社へ参拝しました。
実は寺野にある六所神社を探していて、こちらに寄りました。
実はこの六所神社と名乗る神社、渋川だけでも3社あり
旧引佐町には全部で14社の六所神社があるそうです。
こちらに訪れた際にゆっくり巡ってみたいです。
日露戦争を記念して建てられた凱旋紀念門
アーチ型の凱旋門日本にはこちらと鹿児島にある「山田の凱旋門」の二つだけ。
国登録有形文化財
(平成14年2月14日登録)
【凱旋紀念門】1、名称 凱旋紀念門
2、員数 1基
3、所有者 渋川六所神社
4、所在地 浜松市北区引佐町渋川3795
5、年代 明治39年(1906)3月建立
6、構造・形式及び大きさ 煉瓦造、幅3.2m、高さ3.6m
7、概要 日露戦争を記念して、六所神社参道の途中に築かれた。
石造柱脚の上に、柱頭を鋸歯飾とした煉瓦造の柱が立ちあがり、
煉瓦造の欠円アーチを挟み込む。
煉瓦の積み方はフランス積みとする。
大型の石製扁額を挟み、上部に江戸切仕上石材の 重厚な笠石を載せる。
県内における初期煉瓦造の構造物。
浜松市教育委員会
凱旋門を登ると鳥居が見えてきます。
シンプルな神明鳥居。
道が二手に分かれます。
右へ行くと渋川稲荷神社へ
割と急な石段と木製の門?
六所神社 九等級 旧郷社
浜松市北区引佐町渋川3795番地
ご祭神 表津海見神 中津海見神 底津海見神
表筒男之命 中筒男之命 底筒男之命
由緒概要 康安二壬寅年二月六日渋川字寛之脇に鎮座し
明治七年九月一日現在の岩谷に遷座せられしものなり
昭和43年5月に不審火により拝殿一部残し全焼するも、
氏子の奇特にてご神体は無事持ち出した。
即刻氏子信者による復興の企により新築された。
引佐神社誌より
さらに奥へ向かうと渋川稲荷神社
渋川稲荷神社から上へ向かう道がありそこに石碑
残念ですが調べても解りませんでした。
この辺に立つと、この神社一帯が小高い山になっている様子が解ります。
渋川六所神社から県道47号線を少し歩くと大イチョウ
ここが明治七年九月以前まで神社があった場所です。
御神木の大銀杏(樹齢600余年)
明治9年(1876年)まで渋川六所神社の御神木でしたが、
同年11月に渋川小学校新築にともない現在の地に移転しました。
現在銀杏の木だけがその面影を残しています。神社は正平17年(1362年)に御宝殿を造立したことが、
棟札に記されていることから、銀杏もその頃に植えられたと思われます。その昔、乳の出ないお母さんは、この木にお願いすると乳が出た伝えられています。