吉野山 牛頭天王社跡(ごずてんのうしゃあと) 正須行人閼伽之井




吉野山 牛頭天王社跡(ごずてんのうしゃあと) 正須行人閼伽之井

奈良県 吉野山観光協会H.P
http://www.yoshinoyama-sakura.jp

吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)から歩くこと數十分

牛頭天王社跡(ごずてんのうしゃあと)があります。

吉野八社明神の一つとされていました。

古文書に「牛頭宮、表行壱丈四尺内陣三尺八寸御拝四尺」とあり。

明治初年まで付近に人家もあり、境内では盆踊りなども行われていたそうです

子守の八王子社などに分霊を勧請。

≪吉野八社明神≫

幣掛(四手掛)神社
威徳天神、井光明神(佐抛とされる)
勝手明神(式内吉野山口神社)
夢違観音堂(竜王社:御幸の芝明神)
子守明神(式内吉野水分神社)
牛頭天王社、金精明神(式内金峯神社)

牛頭天王社跡(ごずてんのうしゃあと)

牛頭天王とは、釈迦の説法同上である祇園精舎の守護神であったと伝えられ、
日本では素盞嗚尊(すさのうのみこと)のことであるとなっています。
当地の東方、高城山にあったツツジが城の鎮守として建立され、
厚い信仰を集めていましたが、明治初年の神仏分離により、廃絶されてしまいました。
環境庁 奈良県


正須行人閼伽之井

牛頭天王社跡からさらに少し歩くと

「正須行人閼伽の井」があります。

閼伽(あか)とは、仏に供える水を「閼伽の水」といい

その水を汲む井戸のことだそうです。

見た感じ不動明王かと思いましたが、権現さまの像です。

像の左に井戸があります。

柄杓や掃除道具などが置かれ整備されています。

正須行人に関しては解りませんでしたが、

由緒ある井戸であると思われます。

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