恵那神社(奥宮本社)恵那山山頂(2191m)・長野県阿智村 岐阜県中津川市




恵那神社(奥宮本社)恵那山山頂(2191m)・長野県阿智村 岐阜県中津川市

恵那神社 / Wikipedia

長野との県境に聳える霊峰 恵那山(2192m)

山頂域と山麓に「恵那神社」の境内があります。

恵那山山頂本社(奥宮)があり、

山麓の岐阜県中津川市正ヶ根には前社(前宮)が鎮座します。

山頂域には、参道に沿って六つの摂社が祀られています。


恵那山 (2191m) 山頂

長野県阿智村・岐阜県中津川市に聳える「恵那山」 中央アルプス(木曽山脈)最南端の山で、 「日本百名山」「新 花の百名山」に選定されています。  現在では「恵那山」と呼ばれるのが一般的ですが、 古くは「天照大神 誕生の際、その胞衣(へその緒)を山中に埋めた」 という言い伝えから「胞衣山(えなさん)」と呼ばれていた信仰の山でもあります。


一等三角点


恵那神社 奥宮本社

創祀年代は不詳。

社伝によると、恵那山は「胞衣山」とも書かれ、

神代の昔、天照皇大神が誕生した時、血洗池で出産の穢れを洗い、

御胞衣(胎児を包んでいる膜と胎盤)を恵奈嶽に納めたことから

恵那山と呼ばれるようになったという。

前宮は元和六年(1620)九月、山頂本社および摂社の祭神を麓に勧請し祀ったらしい。

よって配祀の神々は、恵那山山頂に祀られている以下の六つの摂社の神々。

葛城社(一言主大神)・富士社(木花咲開姫大神)

熊野社(速玉男命)・神明社(天照大神、豊受姫大神)

劍社(天一箇命)一宮社(猿田彦大神)

恵那神社

恵那山
恵那山は恵那郡第一の高峯にして(二一九〇米)
神代の世、天照皇大神の御胞衣を此の山頂に納めし
故恵那山と謂い恵那神社の鎮座せられたるも神代の時なり
古事記、日本書紀に日本 武尊この山に御登拝の記事あり

恵那神社
恵那山の頂上崇霊の地にありて社殿は流造り
祭神は伊邪那伎大神 伊邪那美大神なり

社格
延喜式神名帳・恵那郡三座之内恵奈神社
美濃國神名帳・從五位上恵那明神
明治四年迄は恵那郡の總社なり
明治六年一月 郷社指定
大正十四年九月十九日 縣社に昇格
昭和二十八年三月十日 金幣社指定

攝社(恵那山頂に鎮座)
葛城社(一言主大神)
富士社(木花咲開姫大神)
熊野社(速玉男命)
神明社(天照大神、豊受姫大神)
劍社(天一箇命)
一宮社(猿田彦大神)

前宮
恵那山頂に在る本社及び六社の摂社の祭神を奉祀す
例祭日 九月二十九日
寶物 寶刀四口 内一口は伯耆國住貞綱作にして木曽義仲奉納と傳ふ
女男杉 樹齢約千年 昭和四十一年九月岐阜縣文化財に指定
御手植杉 昭和四十二年二月三日三笠宮殿下御参拝記念

恵那神社由緒
神代の昔、天照大神御隆誕ありし時、
血洗地にて産穢を洗い胞衣を恵奈嶽に納む胞山の名の起こりし故なり。
日本書記に日本武尊御東征の帰途、恵那の大神を拝せられし事あり。
延喜式神明帳 恵奈郡三座の内 恵奈神社
美濃国神明帳 従五位上 恵奈明神 従五位上 加上明神
中世までは神主・社僧・別当もあり恵那大権現・七所権現、
又単に権現様と親しまれ、今にその名残を留む。
明治四年までは恵那郡の総鎮守・総氏神として崇敬されて来たが、
明治六年郷社に大正十四年県社に列し、
終戦後、宗教法人金弊社恵那神社として、神社本庁の包括する所となる。

恵那神社の奥宮本社は祭神

伊邪那伎大神伊邪那美大神をお祀りします


葛城社(一言主大神)


富士社(木花咲開姫大神)

濃尾平野からみて船を伏せたような山容から

舟覆伏山と呼ばれている程、広い山頂域


恵那山 山頂周辺 案内図


熊野社(速玉男命)

他三つの摂社、神明社(天照大神、豊受姫大神)

劍社(天一箇命)・一宮社(猿田彦大神)があります。

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