鞍掛山(882.6m) 四谷の千枚田・愛知県新城市




鞍掛山(882.6m) 四谷の千枚田・愛知県新城市

四谷の千枚田 / 新城市H.P

なかなか寄ることができなかった「四谷の千枚田」を観光しながら、

その水源でもでもある鞍掛山へ

登山口は新城市の北に、山頂は北設楽郡設楽町の南に位置します。

宇連山から続く起伏のある設楽山系主脈稜線を歩き

南北に細長い山頂の南端 最高点からの眺望は素晴らしいです。

鞍掛山 (くらかけやま)

標高 882.6m 設楽山系 登山日 2018年8月19日
「四谷の千枚田」を観光し、仏坂峠から水源でもある「鞍掛山」へ登る
所在地 愛知県新城市・愛知県北設楽郡設楽町

難易度 ★★    オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索) 仏坂峠 ・四谷の千枚田
仏坂トンネル前駐車場(8:50)→仏坂峠(9:05)→771mピーク(9:32)→888mピーク(10:01)→馬桶岩(10:08)→鞍掛山(10:17)四谷千枚田(11:06)→仏坂トンネル前駐車場(11:32) 所要時間 2時間42分 高低差 473m 累積標高 569m / 574m 距離 6.74km
■「四谷の千枚田」下の駐車場には10台程度駐車可能。登山口にもなっている展望台からは最上部からの絶景を堪能できます。
■山頂域はカタクリの群生地でもあります。
■「仏坂峠」は江戸時代、信州方面に通じた重要な中馬街道の一つで多くの馬頭観音らの石像が並んでいることから「仏坂」と呼ばれています。
■「かしやげ峠」は江戸時代までは伊奈街道の一つで天正元年(1573年)野田城の活線で病に倒れた武田信玄が甲斐の国へと引き上げた道だと伝えられています。

愛知県には高い山が無く、最高峰の茶臼山でも標高1415m程度です。そのため、厳冬期・春 秋のハイキングなど自分のスタイルに合わせて楽しめるのも魅力。登山初心者やファミリーに最適で魅力的な山が多いのも特徴です。

仏坂トンネル横の登山口(東海自然歩道)より

数台停めることのできる駐車場があります。

階段を登り詰めた先に「水場」があります。

数体の石仏


仏坂峠

仏坂峠へ 右へ行くと宇連山

馬頭観音・役行者像を超えて鞍掛山方面へ

急登の尾根を登り、

岩のピーク「びんぼう山」を経由します

ポイントの分岐

左にも薄い踏み跡がありますが

ここは右へスギ林を急降下します。

降った所から110mの急登を登ると鞍掛山の最高点へ

鞍掛山の山頂は北にありますが、最高点は南端になります。

岩場で前が開けここからの展望が素晴らしいです。

手前に登って来たピーク(貧乏山)と 奥に宇連山

登山道が無いそうですが、気になる「高畑 」


馬桶岩

南北に長い鞍掛山、横から見ると台形に見えるほど

山頂域を数十分も歩きます。


山頂 東屋


カタクリ群生地


鞍掛山(882.6m)山頂

綺麗な植林の森、真っ直ぐな道を歩きます。


東海自然歩道 案内図


かしやげ峠

解説板によると、

野田城の戦いで病に倒れた武田信玄が甲斐に引き上げた道なんだそう。

馬頭観音・同祖神・役行者像などが立ち並ぶ

■四谷の千枚田

千枚田のある四谷地区は鞍掛山(標高883メートル)の南西斜面に広がる山間集落で、
石積みの棚田は、標高220メートル付近から鞍掛山頂に向かって
標高420メートル付近まで広がっており、その標高差は約200メートルにもなります。

東海自然歩道から「四谷の千枚田展望台」へ

最上部のここからは千枚田を見渡せます

千枚田駐車場からの「四谷の千枚田

南端のピークが見え尖って見える鞍掛山の山容。

 

「棚田百選」にも選ばれている「四谷の千枚田」(よつやのせんまいだ)は 鞍掛山(883m)の南西斜面、220m〜420m地点に広がる棚田で、 700年以上、四谷地区の人々により守られてきました。  全体が石垣によって造られた棚状の田んぼが 急峻な山肌に階段状に広がる姿は圧巻です。

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