吉野山 金峯山寺 仁王門・世界遺産




吉野山 金峯山寺 仁王門

奈良県 吉野山観光協会H.P
http://www.yoshinoyama-sakura.jp

銅の鳥居からすぐの所に金峯山寺の仁王門があります。

現在は改装工事中のため建物下部分が覆われています。


金峯山寺仁王門(国宝)

改修工事前の様子

全体像が見られるのは、まだまだ先になります。

金峯山寺仁王門(国宝) 

創立年代不詳。
現在の建物は、かって軒先に吊るされていた風鐸や
建物内に安置されている金剛力士像の胎内銘などによって、
下層は延元年間(1336~1340)頃、
上層は康正年間(1455~1457)頃に建造されたと考えられている。
高さ20.3m、桁行13.4m、梁間8.1mの重層入母屋造り本瓦葺の木造建築で、
修験道の中心寺院である金峯山寺の正門として相応して威容を誇っている。
門内に安置する金剛力士(仁王)像(県指定文化財)は、阿形(右側)、吽形{左側}とも
像高5.1mの巨像で、阿形は延元3年(1338)、
吽形は延元4年(1339)に造立されたものである。
北面するこの門に対して、本堂(蔵王堂)正面に、
南面する二天門「正平3年(1348)に消失」がかって存在した。
大峯奥駈道を通り熊野から吉野に入る順峰の修験者を迎えた二天門に対して、
この門は、吉野から熊野へ向かう逆峰の修験者を迎える意味をもっているといえる。


阿形


吽形

阿形(右側)、吽形(左側)の金剛力士(仁王)像

高さ5.1mもある巨像で共に南北朝期のもの。

残念ですが間近で拝見できず。

帰り際に、お店も開きさらに良い雰囲気です。

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