中ノ尾根山(2296.94m)・兵越峠より
兵越峠より 白倉尾根を中ノ尾根山までピストンして来ました。
水梨山(みずなしやま)
標高 1317.49m | 登山日 2021年5月15日 |
三等三角点(水梨) | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
朝日山(あさひやま)
標高 1667.54m | 登山日 2021年5月15日 |
三等三角点(朝日山) | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
平森山(ひらもりやま)
標高 1813.30m | 登山日 2021年5月15日 |
三等三角点(平森) | |
所在地 長野県飯田市南信濃八重河内 |
白倉山(しらくらやま)
標高 1851m | 登山日 2021年5月15日 |
笹原の山頂部 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
笠松山(かさまつやま)
標高 2013m | 登山日 2021年5月15日 |
浜松市最北端の山 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
三又山(みまたやま)
標高 2224m | 登山日 2021年5月15日 |
遠州 駿河 信濃の分岐 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家・静岡県榛原郡川根本町犬間 |
ドーム(西俣沢の頭)
標高 2251m | 登山日 2021年5月15日 |
三又山 中ノ尾根間のピーク | |
所在地 静岡県榛原郡川根本町犬間 |
中ノ尾根山(なかのおねやま)
標高 2296.94m | 登山日 2021年5月15日 |
浜松市最高峰 | |
所在地 静岡県榛原郡川根本町犬間 |
難易度 ★★★ オススメ ★★★ | 登山口(ナビ検索) 兵越峠 |
兵越峠(06:54)→水梨山(07:11)→朝日山(三角点)(08:27)→朝日山(最高点)(08:35)→平森山(09:26)→白倉山(10:00)→笠松山(10:39)→三又山(11:28)→西俣沢の頭(11:37)→中ノ尾根山(12:04)→ドーム(12:28)→西俣沢の頭(12:29)→三又山(12:35)→笠松山(13:16)→白倉山(13:51)→平森山(14:24)→朝日山(三角点)(15:09)→水梨山(16:11)→兵越峠G→(16:25) 所要時間 9時間29分 累積標高 1966m / 1950m 距離 22.5m | |
■南アルプス深南部には奥深い山がたくさんある。地形図を見ても道の記号もない。中でも中ノ尾根山は深南部のほぼ真ん中に位置する山で、遠くから見ると大きなたおやかな山容をしている。標高は2296m、二等三角点の山である。さて、この中ノ尾根山へ登るには、自動車を使って1泊2日の日程が必要だ。まずは道路地図を見て浜松市天竜区水窪町(みさくぼちょう)を目指す。水窪からは水窪川沿いの曲がりくねった舗装道路を登り、有元集落からは白倉川に沿って、白倉権現のゲートまで入る。
車はここまでで、さらに林道を歩いて約2時間遡ると、白倉川橋となり、ここから西俣沢に沿っての登高が始まる。水量の少ない沢を中ノ尾根山の北側の鞍部を目がけてつめる。砂礫状になっている部分もあるので、補助ザイルを携行したい。鞍部から山頂までは30分かからない距離だ。
■中ノ尾根山(なかのおねやま)は、静岡県浜松市天竜区と川根本町の境に位置する標高2296.4mの山であり、浜松市の最高峰である。いわゆる南アルプスの深南部に位置する。白倉権現駐車場より9キロの林道歩きで登山口にたどり着く。この山域の山としては登山道は明瞭であるが、山頂付近は笹薮に覆われている。また白倉権現駐車場までの林道も落石が多く、運転には注意を要する。山頂には展望はないが、多くの山頂標識が設置されている。また、広大な山頂のため道迷いに注意が必要。ここを起点に三又山方面、合地山方面に向かうこともできる。 |
兵越峠
兵越峠(国盗り公園)より
ここ兵越峠では「峠の国盗り綱引き合戦」と称し、
水窪町と飯田市が国境をかけて綱引きで対決し、勝った方が相手側に1m
「国境」を広げられるというお祭りが開催されます。
峠の国盗り綱引き合戦
毎年10月の第4日曜日。静岡と長野の県境をかけて、紅葉の兵越峠で「峠の国盗り綱引き合戦」が行われます。信州軍は飯田市南信濃、遠州軍は静岡県浜松市水窪町から、両市の商工会青年部の精鋭が対戦し、勝った方が1メートル県境を相手方に移動できます。ユニークな村おこし行事として、全国的にも有名になったお祭りです。
国盗り合戦史
毎年10月、長野県と静岡県の県境兵越峠では、信州軍と遠州軍が「国境」をかけて綱引きで対決する「峠の国盗り綱引き合戦」が行なわれます。
長野県は飯田市南信濃、静岡県は浜松市水窪町の両商工会の青年部から精鋭が選出され、3本勝負を行なって勝った方が1メートル、相手側に「国境」を広げることができるのです。この戦史をひもとけば、はじまりは昭和62年。それまで双方の商工会青年部は野球などで交流を深めていましたが、水窪町が招いた地域文化研究家の加藤伸幸さんの提案で綱引きをすることになりました。
ただ綱引きをするのではなく「国境」をかけて勝負するというアイデアが、その後21年にも及ぶ息の長いイベントにつながったのです。初めは両青年部が和気あいあいと行なっていた綱引きですが、第4回の頃からテレビなどで取り上げられて話題となり、兵越峠に「綱引き広場」が作られたほか両町村の首長による口上合戦が繰り広げられるなど、ユニークなイベントとして現在のスタイルが定着しました。
平成13年には田中長野県知事も参加し話題となりました。
当初は藤蔓を編んで作った綱を用いていましたが、切れやすいために現在では綱引き用の綱に変え、細かいルールも定められた本格的なものになっています。
その一方、可愛らしい地元子供たちによる綱引きや、一般客による交流試合なども行われ、誰もが楽しめるイベントとなっています。遠山郷観光協会
兵越峠(国盗り公園)奥の林道を少し歩いた先
朝日山 登山口から静岡 長野の県境尾根へ
前回歩いた水梨山からの続きを歩きます
水梨山(1317.49m) 三等三角点(水梨)
登山口から一登りすると水梨山の山頂へ
木々の間より長野県側に遠山郷の街並みが見えます
二重稜線になったあたり、P1436へ向け一度北へ
船窪地形にはバイケイソウ群
スタートはガスでしたが、日が出てきて新緑が綺麗
朝日山まではマーキング 踏み跡共に豊富にあります
数少ない道標
P1436から北東に伸びる尾根、P1474を東へ
北に踏み跡があるので要注意
時折ガスったり日が出たり
木漏れ日が差し神秘的な雰囲気
広くたおやかな朝日山の山頂部
三角点(1667m)と最高点(1692m)が200mほど離れていている
朝日山(1667.54m) 三等三角点(朝日山)
気持ちの良い山頂付近(三角点)
朝日山の山頂一帯は昔は笹に覆われ深南部一の藪山だったそうです
数十年でこんなにも植生が変わるとは
朝日山(1692m) 最高点
朝日山(1692m) 最高点は三角点から南東に10分程度歩いた地点にあります
朝日山の広尾根をP1617へ向けてゆっくり下っていく
この辺りから倒木が多くなり、その後はひたすら倒木と格闘、
標高差以上に体力を削られます
振り返って朝日山
登りつめた先を90°東へ折れ平森山へ
平森山(1813.30m) 三等三角点(平森)
目指す中ノ尾根 まだまだ遠い
この後も所々多重山稜の舟窪地形
基本何処を歩いても大丈夫ですがルートロスには注意が必要
白倉山(1851m)
緩やかな白倉山の山頂一帯は膝からモモ丈の枯れた笹原、
南側に展望があります。
三又山〜ドーム〜中ノ尾根
黒沢山
平森山
笠松山(2013m) 浜松市最北端の山
苔とシラビソに覆われた笠松山一帯は特に倒木が多い
ここから三又山までの急登を登る
三又山(2224m) 遠州 駿河 信濃の分岐
鶏冠山
歩いて来た尾根と奥に観音山〜熊伏山
三又山からのドーム
ドーム(西俣沢の頭)(2251m)
目の前に中ノ尾根山
こちら側からは迫力ある山容
合地山
信濃俣
振り返ってドーム 凄い崩落地帯です
鞍部より
中ノ尾根山までの最後の登り 踏み跡 鹿道も無い
中ノ尾根山(2296.94m)
浜松市最高峰 の中ノ尾根山(2296.94m)山頂
二等三角点(中ノ尾根山)は雪の中
池口岳〜光岳
ドームへの登り返し
光岳〜信濃俣〜大根沢山
三又山から帰路へ
笹原区間以外 ひたすらこんな感じです
再び白倉山の笹原より
三又山〜ドーム〜中ノ尾根
朝日山より 常光寺山〜灰縄山