オオモウ山(1250m)塩沢山(1166.35m)オオスス山(1150m)瀬戸野山(1040m)門谷矢筈山(1050m)長尾矢筈山(1040m)大津山(1070.5m)
オオモウ山
標高 1250m | 登山日 2022年3月19日 |
水窪100山の一座 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
塩沢山(しおさわやま)
標高 1166.35m | 登山日 2022年3月19日 |
水窪100山の一座 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
オオスス山
標高 1150m | 登山日 2022年3月19日 |
塩沢山 瀬戸野山間のピーク | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
瀬戸野山(せとのやま)
標高 1040m | 登山日 2022年3月19日 |
水窪100山の一座 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
門谷矢筈山(もんたにやはずやま)
標高 1050m | 登山日 2022年3月19日 |
水窪100山の一座 通称 ケツ山 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
長尾矢筈山(ながおやはずやま)
標高 1040m | 登山日 2022年3月19日 |
水窪100山の一座 通称 ケツ山 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
大津山(おおつやま)
標高 1070.5m | 登山日 2022年3月19日 |
水窪100山の一座 | |
所在地 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家 |
難易度 ★★ オススメ ★ | 登山口(ナビ検索) 水窪の星の駅 碧 |
スタート地点(08:04)→オオモウ山(10:45)→風越峠(11:00~11:22)→塩沢山(11:35)→瀬戸野山(12:19)→門谷矢筈山(12:44)→長尾矢筈山(13:01)→門谷矢筈山(13:20)→大津山(13:55)→大津峠(14:05)→大津峠登山口(14:10)→大津峠(14:15)→ゴール地点G(15:30) 所要時間 7時間25分 累積標高 1822m / 1822m 距離 18.9km | |
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水窪の星の駅 碧
水窪の星の駅 碧 -AOI-
《住所》〒431-4101 静岡県浜松市天竜区水窪町奥領家3281-8
《TEL》053-987-1212
《営業時間》10:00~14:00/17:00~22:00 月曜定休
*夜は完全予約営業
水窪の星の駅 碧 (旧 国盗り)より
手前に大津山、中央には通称 ケツ山と呼ばれる双耳峰の(門谷・長尾矢筈山)
秋葉街道(塩の道) 、登山口までのんびりR150を歩きます
「塩の道」案内
日常生活に欠かせない塩は、海岸地方でしか生産されないため、いくつもの山と谷を越える塩の交易路が、古くから各地で開かれてきた。相良地方で生産された塩は、水窪を経て信州まで運ばれたのであるが、この塩の道は、物資の流通だけではなく、やがて秋葉信仰の道としても栄え始めた。そのため水窪は人々の往来で賑わい、店屋が並んで市が立ち、街道の宿場町として北遠地方の拠点となっていった。市では、水窪で生産されていた茶、麦、ヒエ、コウゾ、コンニャク、ヤマイモなどが、生産不足の米や塩などと交易され、暮らしに潤いをもたらした。塩の道は、生活に密着した地域間交流の重要なルートであった。
信州街道(秋葉街道)
遠州水窪は折口信夫(釈迦空)が民俗採収のかたわら数々の詩歌の秀作を残し、国指定重要民俗文化財である「西浦の田楽」を全国に紹介した町である。
翁川の清流に沿って信州街道(秋葉街道)を行くと「西浦の田楽」「鯖地蔵」「足神様」「悉平太郎」「木地屋の墓」など多くの歴史と伝統が今なお息づいている。
道路を経て標高1082メートルの国境に位置する「青崩峠」に至る。
塩の道・夢街道 みさくぼ
賽の河原・青木角太郎先生の碑
賽の河原
亡くなった子供らが、極楽浄土ゆきの道「賽の河原」で父母の供養のために石を積んでいると、鬼が現れ積み上げた石を鉄の棒でつき崩す。逃げた子供らが、恐る恐る再度積み始め、積み終わった頃には、また鬼が崩す。それでも子供らは、何度でも積み直す。この哀れな子供らの供養のため、現世の思いやりでここを通る人々が石を積み上げています。
西浦田楽の里案内図
西浦(にしうれ)交番裏の民宿の横を通り
モノラック沿いを登る
水窪の町並み
モノラックのレールを捕まりながら急登を登る
途中、茶畑や椎茸栽培の森を抜け、P950付近でモノラックは終了。
その後、多少緩やかになった山道をもうひと登りすると山頂へ
オオモウ山(1250m)
ここまで意外にも良く踏まれた道
NPO法人 山に生きる会の案内板も設置されている。
山頂から一旦西に折れ風越峠へ
木々越しに次に目指す塩沢山を望む
観音山〜鶏冠山
風越峠
塩沢山(1166.35m)
三等三角点(塩沢山)
朝は晴れていたのにガスが出てきました
それでも稜線に出ると自然林が心地良い。
ピンテ等は無いものの尾根もよく歩かれている印象。
オオスス山(1150m)
瀬戸野山(1040m)
門谷矢筈山の山頂手前から長尾矢筈山へ
ザレていて足場の悪い鞍部への激下りが核心部、
鞍部へ降りる手前には巨石がありそれを回り込むようにして慎重に下る
鞍部より、長尾矢筈山への登り返し
ここから新しいトラロープが設置されていました。
オオモウ山から歩いて来た尾根
長尾矢筈山(1040m)
大天伯神社とあるので、天白信仰のお社かと思います。
長年、長尾集落の方々が祀ってきた神社だそうですが、
現在では山麓に遷座されたそうです。
当時、お祭りの時に集落の人が山へ向かうために使ったモノレールが麓から伸びています
門谷矢筈山(1050m)
元来た道を戻り門谷矢筈山へ
山頂には朽ちたお社、こちらは逆方向にある門谷集落の物かと思います
午前中は木々越しにクリアに見えた深南部
雲が掛かって来てしまいました
大津山(1074.50m)
二等三角点(大津)
ここからは平成15年、静岡国体の山岳競技のコースとして整備された
登山道を使い林道西山線沿いの登山口へ
登山口には立派なお社
大津峠
林道西山線沿いにある大津峠の看板
林道 池の平矢岳線
大津隧道の横に「林道 池の平矢岳線」
旧 佐久間町の北条峠(ホウジ)との間を結ぶ計画はいまだ未開通。
以前、亀ノ甲山 (844m) や ボンガ塚 (940m)を歩いた軌道と合流
覗山 ボンガ塚
水窪展望所より
常光寺山と水窪の町並み
大洞山 井戸口山 大高遠山
深南部
遠く中ノ尾根山、ドーム、三又山 付近まで見えます
神原稲荷神社
林道西山線をショートカットし神原稲荷神社へ
月夜平遺跡
月夜平遺跡
通称”月夜平基地”と言われるところで
水窪川の右岸に面した河岸段丘地で石鍍、土器片が発見されました。
いずれも縄文時代のものですが資料は散失して不明となっています。
場所は東向きで日当たりも最高であり裏山も深く、
こうしたホツ地は自然採取、狩猟をするのに恵まれていたと思われます。
水窪小学校
神原遺跡
水窪小学校の付近から多数の石鏃や土器片や
縄文時代のものと考えられる蔵骨器 が出土されました。
学校用地であった為に数回の建築、造成工事により
遺跡はほとんど破壊されてしまいました。
河岸段丘地の絶好の場所として日当たり水利もよかったので
自然採取時代の生活には極めて適地であったことは今も容易に想像されます。
水窪の町と歩いて来た尾根
水窪川と飯田線水窪駅