自分たちが普段見ているWebサイトは、どのような仕組みで
表示されているのかわかりますか?
詳しい人でないかぎり、インターネットを見ているだけならば
あまり深く考えたことがない部分かもしれませんね。
これからWordPressを導入し、情報を発信する側になるにあたり、
この部分が頭に入っているかどうかで理解の度合いや、つまずき具合も変わってきます。
Webサイトが表示される仕組み
Webサイトを表示するには、先ずインターネットエクスプローラーやGoogle Chrome等の
(プラウザ)でURLを入力して、Webサイトのデーターが保存されている「サーバー」を
検索する必要があります。
サーバーというのはWebサイトに必要なファイルを保存しておく場所のことです。
サーバーに保存されたファイルが、プラウザ上でWebサイトとして表示されます。
つまりWebサイトを公開するには「サーバー」と「URL」が必要になるのです。
訪問者がプラウザでURLを入力
対応されるサーバーが検索される
サーバーに保存されているWebサイトのデータがプラウザに表示
レンタルサーバーを借りる
前章は訪問者側の視点でしたが、Webサイトの制作者はサーバーにWebサイトのデータを
転送する必要があります。
ただ、この転送作業はWordPressが行ってくれるので特に気にしなくても大丈夫。
しかしサーバーの用意は自分でしなければなりません。
なにか特別な機械が必要
さまざまな会社がサーバーを月額数百円でレンタルできるサービスを提供しているので、
これを利用します。
(月額500円くらいで機能的にも十分なレンタルサーバーが借りられます。)
データをおく為のロッカーを借りると考えるとイメージしやすいかもしれませんね。
データーを保存するための「レンタルサーバー」を用意しておく。
Webサイトのデータをサーバーに転送する。
(転送はWordPressが行ってくれます。)
自分だけのURLを取得する
サーバーにデータがおいてあるだけでは訪問者はそのデータにたどり着くことができません。
そこで必要となるのが、サーバーの場所を示す住所となる「URL」です。
このURLを決めるのが「ドメイン」です。
例えば「http://○○○.jp」というURLでは、「○○○.jp」 の部分をドメインと呼びます。
このドメインは早いもの勝ちで自由な名前を取ることができ、
そのようなドメインを「独自ドメイン」といいます。
お店や会社の名前が入ったドメインを持っておくことで、
Webサイトの信頼度がぐっとあがります。
ドメインは契約し続けているかぎり、何かの理由でサーバーを引っ越す際にも、
同じURLを使い続けられます。
ドメインはレンタルサーバーのオプションなどで取得できます。
年間数百円〜数千円程度かかりますが、得られるメリットは非常に大きいので
ぜひ取得しましょう。
http://○○○.jp
○○○ セカンドレベルドメイン
この部分は早い者勝ちですが自由に決められます。
日本語も使えますが一般的には英数文字を使います。
.jp トップレベルドメイン
「.」以降のドメイン部分のこと。
「net」「com」「jp」など決められたものの中から選択します。