甲武信ヶ岳(2475m)・埼玉県秩父市 山梨県山梨市 長野県川上村
奥秩父山塊の主脈の中央に位置し、山梨・埼玉・長野の3県の境にあり
日本百名山の一座でもある甲武信ヶ岳(標高2475m)へ
山梨県山梨市の西沢渓谷から登りました。
甲州(山梨県)・武州(埼玉県)・信州(長野県)の境にあるので、
また山容が拳のように見えるからという説もあるそうです
甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)
標高 2475m | 登山日 2018年9月23日 |
日本中央水分嶺にあり3つの大河の源流を持つ 百名山43座を望む山頂に立つ | |
所在地 埼玉県秩父市・山梨県山梨市・長野県川上村 |
難易度 ★★★★ オススメ ★★★★ | 登山口(ナビ検索) 西沢渓谷 |
西沢渓谷駐車場(9:51)→ねとりインフォメーション(10:02)→徳ちゃん新道登山口(1009:35)→徳ちゃん新道分岐(11:24)→戸渡尾根分岐(12:43)→木賊山(12:47)→甲武信小屋(12:59)→甲武信ヶ岳(13:45)→甲武信小屋(13:57)→木賊山(14:17)→戸渡尾根分岐(14:20)→徳ちゃん新道分岐(15:15)→徳ちゃん新道登山口(16:14)→近丸新道登山口(16:15)→ねとりインフォメーション(16:19)→西沢渓谷駐車場(16:32) 所要時間 6時間47分 高低差 1385m 累積標高 1570m / 1566m 距離 14.3km | |
■日本百名山にも数えられる甲武信ヶ岳は、山梨県・埼玉県・長野県の3県の境に位置する標高2475mの山であり、甲武信岳と呼ばれることもあります。その頂からは、43座も百名山を眼前に捉えることができるという何とも贅沢な山です。 ■甲州(山梨県)・武州(埼玉県)・信州(長野県)にまたがっていることから、その頭文字をとって甲武信ヶ岳と命名されたと言う説が有力。他にも、その山容が握りこぶしに似ているからと言うものもあるようです。 ■甲武信ヶ岳は奥秩父山地主脈上の中央に位置しており、3つの河川の源流を有していることでも知られています。日本一長い河川として有名な千曲川(新潟県に入ると信濃川となる)の源流があり、その流れは日本海へ注ぎます。そして荒川は関東平野を横断して東京湾へ、笛吹川は甲府盆地に入ると釜無川と合流し富士川とその名前を変えて駿河湾へ注ぎます。 ■今回登った「西沢渓谷」とは別に、長野県側からの登山コースも人気。毛木平〜滑滝〜千曲川水源〜甲武信ヶ岳〜毛木平(獲得標高 2060m 約14km 6〜7時間の行程) |
西沢渓谷
西沢渓谷より
100台以上は駐車可能な無料駐車場に「道の駅 みとみ」
有料の駐車場もあり車でのアクセスが便利です
西沢渓谷 林道ゲート
登山道までは林道を1.5kmほど歩きます。
ほとんどが西沢渓谷をハイキングする人
10時ぐらいのスタートで甲武信ヶ岳へ向かうらしき人はテントを担いでいます
西沢渓谷 鳥概図
トイレとビジターセンター
山之神
近丸新道入口(戸渡尾根コース) 登山口
近丸新道と西沢渓谷、徳ちゃん新道の分岐
近丸新道は途中で徳ちゃん新道と合流しますが
所々崩れている箇所や荒れている山道らしいので
今回は「徳ちゃん新道」をピストンすることにしました。
西沢山荘
休業中の西沢山荘、まっすぐ進むと西沢渓谷へ
「徳ちゃん新道」登山口は西沢山荘の横より
徳ちゃん新道 登山口
インパクトある登山道の名の由来は
甲武信小屋のご主人の名前なんだそうです
山頂までの標高差は約1400m
最初から急登が続きます
色付きはじめた木々
少しフラットな道があったと思うとすぐにまた急登の繰り返しです
シャクナゲのトンネル
5月から6月ごろが見頃です
近丸新道の分岐からは
更に傾斜度を増し常に登りが続く
約2300mの地点にある岩場、
片側の斜面は切れ落ちている
山頂へ近づくとブナと苔生した道に変わる
甲武信ヶ岳・破風山との分岐
良い感じの道が続きます
木賊山(2469m)山頂
二等三角点
木賊山(とくさやま)と読むそうです
山頂は樹林に囲まれ眺望はないが、
甲武信ヶ岳方面へ少し下った所のザレ場からの眺めが素晴らしい
甲武信ヶ岳
甲武信ヶ岳より木賊山
山頂手前の岩場より
甲武信ヶ岳(2475m)山頂
南アルプス、八ヶ岳と手前に瑞牆山
三宝山方面
水師・富士見 小川山
富士山も
山頂をたっぷり満喫しました
甲武信小屋
昔ながらの山小屋のイメージな甲武信小屋
小屋の前にはテント場、思い思いの時間を過ごしていて良い感じ
甲武信小屋から木賊山方面へ少し登った所に開けた場所
景色も良く休憩に良さそう
最後の登り
戸渡尾根へ戻り、
徳ちゃん新道をピストンです
オオシラビソ
西沢渓谷へ