小河内岳(2802m)・鳥倉より




小河内岳(2802m)・鳥倉より

「静岡の百山」100座目となる小河内岳へ

鳥倉駐車場よりピストンして来ました。

烏帽子岳(えぼしだけ)

標高 2729m 登山日 2022年7月29日
三伏峠との間には高山植物の群生地
所在地 静岡県静岡市葵区田代・長野県下伊那郡大鹿村大河原

前小河内岳(まえこごうちだけ)

標高 2784m 登山日 2022年7月29日
小河内岳と烏帽子岳 間のピーク
所在地 静岡県静岡市葵区田代・長野県下伊那郡大鹿村大河原

小河内岳(こごうちだけ)

標高 2784m 登山日 2022年7月29日
静岡の百山の一座 二等三角点(小河内)
所在地 静岡県静岡市葵区田代・長野県下伊那郡大鹿村大河原

難易度 ★★   オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索) 倉登山口
スタート地点(03:16)→鳥倉林道登山口(03:48)→豊口山のコル(04:32)→ほとけの清水(05:04)→塩川・鳥倉ルート合流点(05:26)→三伏峠小屋(05:44)→烏帽子岳(06:24)→前小河内岳(07:11)→小河内岳(08:22~09:10)→前小河内岳(09:46)→烏帽子岳(10:17)→三伏峠小屋(10:53)→塩川・鳥倉ルート合流点(11:05)→ほとけの清水(11:23)→豊口山のコル(11:48)→鳥倉林道登山口(12:20)→鳥倉林道ゲート(駐車場)G)(12:31)  所要時間 9時間13分 累積標高 1911m / 1888m 距離 18.8m
■小河内岳(おごうちだけ、こごうちだけ)は長野県下伊那郡大鹿村と静岡県静岡市葵区の境界に位置する赤石山脈(南アルプス)の標高 2,802 m の山。

南アルプス国立公園内の塩見岳と荒川岳との間にあり、三伏峠の南東に位置する。赤石山脈の主稜線上では比較的里に近く、鳥倉林道を利用すると日帰り登山も可能である。山頂からは荒川岳が南側に馬近くに望め、富士山、北アルプス、中央アルプスを望むことができる。山頂部は森林限界のハイマツ帯の砂礫地でライチョウの生息地となっている。山名は大鹿村側の小渋川の支流「小河内沢」の源流の山であることに由来する。「釜沢岳」の古称もあった。静岡県側の東山腹は特種東海製紙株式会社の井川社有林で、明治から伐採・植林が行われていた。

■烏帽子岳(えぼしだけ)は長野県下伊那郡大鹿村と静岡県静岡市葵区の境界に位置する赤石山脈(南アルプス)の標高2,726 mの山である。

南アルプス国立公園内の塩見岳と荒川岳との間にあり、三伏峠の東に位置する。赤石山脈の主稜線上では、比較的里に近く、鳥倉林道を利用すると、日帰り登山も可能である。山頂からは塩見岳が間近に望め、富士山、北アルプス、中央アルプスなども望むことができる。三伏峠との間には高山植物の群生地がある。

■登山道は、塩川小屋または鳥倉林道から三伏峠を経て小河内岳までを往復するルートが一般的である。また、塩見岳から小河内岳を経由して荒川岳(前岳)へ向かう南アルプスの縦走路上にある。

塩川ルート:塩川小屋 – 尾根取付点 – 豊口山(鳥倉林道)分岐 – 三伏峠(三伏峠小屋) – 烏帽子岳 – 前小河内岳 – 小河内岳

鳥倉林道ルート:鳥倉林道 – 林道ゲート – 尾根取付(夏期臨時バス停) – 塩川ルート分岐 – 三伏峠(三伏峠小屋) – 烏帽子岳 – 前小河内岳 – 小河内岳

南アルプス縦走路: – 塩見岳 – 塩見小屋 – 本谷山 – 三伏山 – 烏帽子岳 – 前小河内岳 – 小河内岳 – 大日影山 – 板屋岳 – 高山裏避難小屋 – 荒川岳 –

「静岡の百山」は、東部から西部、北部まで静岡県内の山が幅広く選ばれています。 叉、海岸近くの低山から南アルプスの3000mを越える山までバラエティーに富んでいます。 本自体は山名の由来、歴史など生活に密着した山の説明が中心で、登山のガイドブックではありません。 山の知識を深め、より楽しむための本です。

雲海と中央アルプス

一昨年はコロナの影響に合わせて、落石による鳥倉林道が通行止めだったこともあり

ほぼ貸切状態だった山中でしたが、今年は平日というのに第二駐車場まで車が沢山。

鳥倉林道は鳥倉駐車場の先にゲートがあり、

これより先は夏季限定の登山バスのみ乗り入れ可能で一般車は入ることができません。

登山口まで3~4kmの距離ですが自転車を使用

登山道の混雑を避けるため、少し早めに登り始めました。

トリアショウマ

鳥倉登山口(1779m)から三伏峠(2580m)までは

約800m程、登山道の整備も行き届いているため

初心者の方でも比較的楽に登れるルートだと思います。

中央アルプス

樹林帯を抜けると次第に展望がひらける。

これから先、三伏峠までは沢や傾斜地に掛けられた丸太の橋を何度も通過します。

見た目に不安な丸太橋ですが、谷間の傾斜も緩いので通過に危険はありません。

ただ、雨の日には丸太が滑るので注意が必要。

またルート上には「ほとけの清水」と呼ばれる水場があります。

鳥倉登山口から三伏峠までは、

目安になる10刻みの案内板が設置されています。

三伏峠(2580m)

三伏峠は日本最高所(標高2,580m)の峠です。

峠とはいうものの現在、静岡県側の道は荒廃が進みほとんど残っていない。

この南アルプスを横断する道は伊奈街道と呼ばれています。

この道は明治19年に整備された道で、早川町と大鹿村がお金を出し合って整備したそうだが、

整備が行き届かず数年で荒廃してしまったそうです。

三伏峠小屋

営業期間 7月上旬~9月下旬

宿泊

1泊2食:12,000円(平日)、13,000円(休前日)
素泊まり:9,000円(平日)、10,000円(休前日)
お弁当:1,100円
夕食:2,500円

個室 1室 3,000円~

テント場2,000円

連絡先

住所:〒399-3501 長野県下伊那郡大鹿村鹿塩631
電話:0265-39-3110

H.P http://sanpukutouge.com

テント場

三伏峠から烏帽子岳方向に少し進んだところにお花畑があり、

斜面を黄色く染めています。

お花畑の斜面は防鹿柵によって保護されています。

シナノキンバイ

マツムシソウ

森林限界を越え、周囲がハイマツに囲まれた稜線に出ると

山の表情がガラリと変わります。

烏帽子岳(2726m)

山頂からは塩見岳が間近に望め、

富士山・中アルプス・北アルプスなどの眺望があります。

中央アルプスと乗鞍岳

塩見岳へと続く稜線

奥に南アルプス北部の山々、仙丈ヶ岳と甲斐駒ヶ岳、

遠くに北アルプスも望むことができます。

正面にはこの時間、逆光の塩見岳

背後には北岳 間ノ岳

富士山

烏帽子岳の山頂から続く稜線の先には、

目的地の小河内、前小河内岳。

少し歩いて振り返って烏帽子岳

前小河内岳(2784m)

前小河内岳山頂より

悪沢岳 中岳 前岳 (荒川三山) 赤石岳 聖岳も見えます。

小河内岳

恵那山

小河内岳へ続く稜線が美しい

小河内岳(2802.01m) 二等三角点(小河内)

このあ小河内岳で静岡の「百山を完登」を完登です。

山頂で1時間半ほどのんびりと過ごしました。

悪沢岳 中岳 前岳 赤石岳 聖岳

手前は前岳へと至る稜線

聖岳〜兎岳〜中盛丸山〜大沢岳

さらに大沢岳へと続く丸山〜奥茶臼山〜前茶臼山

三伏峠付近から烏帽子岳

歩いて来た稜線

仙丈ヶ岳〜甲斐駒ヶ岳〜北岳〜間ノ岳〜塩見岳

塩見岳〜蝙蝠岳

蝙蝠尾根

富士山と小河内岳避難小屋

「静岡の百山」は、東部から西部、北部まで静岡県内の山が幅広く選ばれています。 叉、海岸近くの低山から南アルプスの3000mを越える山までバラエティーに富んでいます。 本自体は山名の由来、歴史など生活に密着した山の説明が中心で、登山のガイドブックではありません。 山の知識を深め、より楽しむための本です。

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