八経ヶ岳(1915m) 弥山(1895m) 大峰山・世界遺産 大峯奥駈道




八経ヶ岳(1915m) 弥山(1895m) 大峰山・世界遺産 大峯奥駈道

大峰山 / Wikipedia

日本百名山でも有名な大峯山

大峯山とは山上ヶ岳から南の弥山・八経ヶ岳を含む山全体を差し、

中でも八経ヶ岳(仏経ヶ岳・八剣山)は、近畿 中国両地方の最高峰です。

山頂付近はトウヒ・シラビソの原生林

7月初旬にはオオヤマレンゲ(天然記念物)が咲きみだれ、

大峯山系の自然美を満喫することが出来ます。

また山中の吉野と熊野を結ぶ、修験道の修行の道である大峯奥駈道

フランスとスペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路」と並び

二つしか選定されていない道の世界遺産でもあります

大峰山(おおみねさん)

標高 1914m(八経ヶ岳) 登山日 2018年11月3日
大峯の中心的山岳、近畿 中国両地方の最高峰 八経ヶ岳と役行者修行の地 弥山
所在地 奈良県吉野郡天川村・上北山村

難易度 ★★    オススメ ★★★★ 登山口(ナビ検索) 行者還トンネル西口
行者還トンネル西口 駐車場 登山口(6:52)→弥山小屋(8:45)→弥山(8:47)→八経ヶ岳(9:12)→弥山小屋(9:55)→行者還トンネル西口 駐車場 登山口(11:27) 所要時間 4時間38分 高低差 793m 累積標高 1047m / 1043m 距離 9.5km
■大峯山とは山上ヶ岳から南の弥山・八経ヶ岳を含む大峰山脈全体を差します。中でも八経ヶ岳(仏経ヶ岳・八剣山)は、近畿 中国両地方の最高峰です。世界遺産の構成資産の一つ大峰山寺ある山上ヶ岳は21世紀も今も女人禁制のため女性が立ち入ることが許されていませんそのため、最高峰の八経ヶ岳が日本百名山として数えられています。
■山頂付近はトウヒ・シラビソの原生林、7月初旬にはオオヤマレンゲ(天然記念物)が咲きみだれ、大峯山系の自然美を満喫することが出来ます。
■世界遺産の構成資産の一つ、大峯奥駈道は、奈良県・吉野、大峯と和歌山県・熊野三山を結ぶ修験者の修行道です。修験道の祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)が拓いたとされ、標高2000m近い山々の主稜線を踏破するように靡と呼ばれる行場が75ヵ所設けられています。
■登山口は国道169号から進んだ先309号を進んだ先、行者還トンネル西口 駐車場(1日¥1000-)

日本百名山』(にほんひゃくめいざん)は、小説家、随筆家の深田久弥の著した山岳随筆。文筆家で登山家でもあった本人が、実際に登頂した日本の各地の山から自身が定めた基準で、100座を選び主題とした随筆集。


行者還トンネル西口 駐車場

国道169号から進んだ先309号は紅葉がピーク

行者還トンネル西口 駐車場 へ(紅葉はこの辺まで)

駐車料金は1日¥1000-


登山口

紅葉の川沿い歩き

可愛い橋を超えて

奥駈道出合までは急登

少し登ると紅葉も終わり

葉が無い分 景色が楽しめます

尾根直前の笹林

途中出会ったイギリス二人組と仲良くなりこの後一緒に歩きました


奥駈道出合

登山を始めて以来、

大峯奥駈道(約100km以上)を縦走するのが夢の一つでもあります。

和歌山県方面 海も見えます


弁天の森

弁天の森は標高1600m


石休ノ宿跡


聖宝ノ宿跡

弥山の山頂下は階段地獄

弥山小屋へ

弥山小屋前から


弥山小屋

4月下旬から11月中旬のシーズンは管理人の常駐する弥山小屋

小屋横にはチップ制(¥100-)の公衆トイレがあります

「一泊二食¥8000・素泊まり¥5500・テント泊¥500(一人)」


大峯奥駈道

大峯奥駈道

役行者が拓いた修験道
大峯奥駈道は、奈良県・吉野、大峯と和歌山県・熊野三山を結ぶ修験者の修行道です。
標高2000m近い山々の主稜線を踏破するように拓かれ、随所に行場が設けられています。
修験道の祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)が拓いたとされ、
回数を重ねることが重要とされています。道の途中には靡と呼ばれる行場が75ヵ所あり、
特に「笙の窟」は冬ごもり行の洞窟として、「弥山」は役行者修行の地として、
また、「前鬼」は山伏集落として重要な場所とされています。


弥山(1895m)山頂

大峯奥駈道にある75の靡(行場)のうち 第54番の靡(なびき)

弥山とは仏教の世界観を表した須弥山(しゅみせん)から名づけられ

大峯の中心的山岳です


弥山神社

弥山小屋の横に弥山山頂地点に

弥山天河大弁財天社(弥山神社)奥宮が鎮座します

奈良県吉野郡天川村、大峰山脈の山 弥山山頂(1895m)に天河大弁財天社(弥山神社)奥宮が鎮座します。里宮は天川村坪内の天河大弁財天社(天河神社)。


分岐

八経ヶ岳への分岐、

八経ヶ岳は別名八剣山(はちけんざん」とも呼ばれるほか

仏経ヶ岳」とも呼ばれています。

いつか前鬼口まで歩いてみたいです。

鞍部より望む八経ヶ岳

庭園みたいで良い感じ

見落とししまいそうな第53靡

朝鮮ヶ岳遥拝所の石碑

オオヤマレンゲ保護用の柵の扉

中に第52靡今古宿の石碑があります

頂上直下より


八経ヶ岳(1914m) 山頂

八経ヶ岳 山頂は第51番の靡

役行者が法華経八巻を埋納したと伝わります

世界遺産の構成資産の一つ大峰山寺ある山上ヶ岳は21世紀も今も

女人禁制のため女性が立ち入ることが許されていません

そのため、大峰山脈・ 紀伊半島最高峰の八経ヶ岳

日本百名山として数えられています。

50番の靡 明星ヶ岳

奈良盆地も見えます

晴れていれば四国 石鎚山まで見えるとか

弥山 方面

こちらも晴れていれば富士山も望めるそうです

大台ヶ原 方面は雲の中

下山開始

帰りは多くの登山客とすれ違います

テントを担いでいる人も多い

話を聞いた方は大峯奥駈道を部分的に縦走したそうです

行者還岳 方面

行者還トンネル西口 駐車場へ

駐車場は満車に

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