両神山(1723m)・埼玉県秩父郡小鹿野町 秩父市




両神山(1723m)・埼玉県秩父郡小鹿野町 秩父市

両神山 / Wikipedia

奥秩父の北端、日本百名山の両神山(1723m)

鋸歯状の岩稜が連なり、古くから山岳信仰の対象とされていたそうです。

両神山という不思議な名前は、伊奘諾・伊弉冊 2神を祀ったという説

竜神山・竜頭山(りょうかみさん)、

または八日見山(ようかみさん)からという説などがあります。

日向大谷の登山口から山頂を経て東岳・西岳までの計画でしたが

3連休中、凄く混雑していたので断念。

途中分岐の(会所)から七滝沢コース、下山は表参道コースを巡りました

両神山(りょうがみさん)

標高 1723m 登山日 2018年11月24日
切り立った鋸歯状の山容が特徴的 古くからの山岳信仰の山
所在地 埼玉県秩父郡小鹿野町・秩父市

難易度 ★★★   オススメ ★★★ 登山口(ナビ検索) 日向大谷・両神小屋
日向大谷(7:12)→会所(7:36→赤滝(8:20)→養老の滝(8:55)→鈴が滝(8:59)→両神神社(9:26)→両神山(10:05)→両神神社(10:21)→鈴が坂(10:37)→清滝小屋(11:11)→弘法之井戸(11:17)→両神八海山(11:30)→会所(11:56)→民宿両神山荘(12:22)日向大谷(12:23) 所要時間 5時間24分 高低差 1090m 累積標高 1143m / 1154m 距離 11.1km
■「両神山」は埼玉県の西部に位置する山で、日本百名山の一座です。ノコギリのような尾根と切り立った岩壁が特徴的で、古くから山岳信仰の場としても有名です。荒々しさと同時に、アカヤシオの花々や紅葉の美しさも特徴的。秩父に広がる山々の中でも、鎖場など登山の醍醐味を堪能できる山として人気があり、毎年多くの登山者が訪れます。
■両神山のメインルートである日向大谷口からは鎖場が数か所にありますが初心者でも登ることが出来るコースです。このコースの途中には何体もの石仏が祭られていて、古くからの信仰の山であることが伝わってきます。
■登山口から直ぐのところに両神神社(里宮)、山頂より少し下、南方の尾根に両神神社(本社)御嶽神社(本社)二社、山頂の剣ヶ峰には両神神社(奥宮)が鎮座します。
■ー

日本百名山』(にほんひゃくめいざん)は、小説家、随筆家の深田久弥の著した山岳随筆。文筆家で登山家でもあった本人が、実際に登頂した日本の各地の山から自身が定めた基準で、100座を選び主題とした随筆集。


両神山荘駐車場

20台程度駐車可能なこの場所と

下に一ヶ所10台程度停めることのできる無料駐車場があります。

これより先は両神山荘の駐車場で有料¥500-です。

日向大谷口 (ひなたおおや)と読むそうです

両神山荘近くの駐車場(有料)もすでに満車

両神山荘を通過すると


日向大谷 登山口


登山道 案内図

日向大谷 登山口で標高672m

山頂までは5.1kmの道程です。


両神神社(里宮)

登山口から直ぐの所に両神神社(里宮)

鳥居をくぐると本格的な山道へ

日本百名山の一座、両神山(1723m)は古くから信仰の山として名高く、 山頂部は鋸歯状の岩稜がギザギザに切り立ち並ぶ山容は遠くからでもよく目立ちます。  両神山という不思議な名前は、伊奘諾・伊弉冊 2神を祀ったという説、 竜神山・竜頭山(りょうかみさん)、 または八日見山(ようかみさん)からという説などがあります。

登山道は整備されていますが、

細いのですれ違いが大変です。

会所(標高705m・頂上より4.2km 地点)より

表参道コース七滝沢コースへ分岐します。

会所より七滝沢コースへ

こちらの方が距離も長く難コースですが

空いていて沢沿いの景色が楽しめます

岩肌を流れ落ちる滝

登山道が再び合流するまで急登が続きます

鈴ヶ坂をメインルートと合流

ここから鎖場が連続、登山者も増え鎖場渋滞があります


横岩


両神神社(本社)


御嶽神社(本社)

山頂に少し下、南方の尾根に両神神社(本社)

御嶽神社(本社)二社が鎮座します

狛犬ではなく山犬(狼)、狼(山犬信仰)を神の使いとする

三峯神社の影響と云われています

日本百名山の一座、両神山(1723m)は古くから信仰の山として名高く、 山頂部は鋸歯状の岩稜がギザギザに切り立ち並ぶ山容は遠くからでもよく目立ちます。  両神山という不思議な名前は、伊奘諾・伊弉冊 2神を祀ったという説、 竜神山・竜頭山(りょうかみさん)、 または八日見山(ようかみさん)からという説などがあります。

頂上までしばらくは なだらかな稜線


稜線より

この岩の向こうが山頂


両神山(1723m)・剣ヶ峰 山頂


両神神社奥宮

日本百名山の一座、両神山(1723m)は古くから信仰の山として名高く、 山頂部は鋸歯状の岩稜がギザギザに切り立ち並ぶ山容は遠くからでもよく目立ちます。  両神山という不思議な名前は、伊奘諾・伊弉冊 2神を祀ったという説、 竜神山・竜頭山(りょうかみさん)、 または八日見山(ようかみさん)からという説などがあります。

話には聞いていましたが、すごく狭い山頂

360度の大絶景が堪能できます。

山頂より


二等三角点

10人もいたら定員オーバーな山頂ですが、

この日は30人近く、人口密度が凄いです

東岳・西岳

両神山のギザギザ部分へ行きたかったですが

この先は鎖場が連続するコースなので、次回に (>_<)

下山は分岐から表参道(メインルート)へ

表参道だけあって

多くの遺構が残っています


清滝避難小屋

とても立派な清滝避難小屋、

トイレやテントサイドもあります。


両神山登山道案内図


弘法之井戸

数多くの石仏や石碑、丁目石が残る山道

特に江戸時代には関東の霊山といわれ、

山岳修験の格好の行場として多くの人が訪れたそうです。

会所へ合流、来た道を戻ります


両神山荘

両神山は会所までは緩やかですが、

次第に傾斜度が増してゆき、避難小屋からは急登、鎖場が続きます

七滝沢コースは足場の悪い沢沿いの岩場を歩きますが、

登山道は分かりやすいので時間があれば合わせて登ってみるのもオススメです。

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