鬼の雪隠(おにのせっちん)




鬼の雪隠(おにのせっちん)

鬼の爼・鬼の雪隠 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/鬼の爼・鬼の雪隠

鬼の俎(おにのまないた)のすぐ近くに

鬼の雪隠(おにのせっちん)と呼ばれる石造物があります。

元々は古墳の石室の蓋の部分で、封土がなくなり石がむき出しの状態との事、
下の写真が鬼のまな板と呼ばれ石室の底板にあたり
ちょうど鬼の雪隠をひっくり返してで蓋をするように石室があったようです。
小高い丘の下と上にあります。この雪隠とはトイレのことで、
昔この近くに住む鬼が、霧を降らせて旅人を迷わせ迷った所を捕らえこのまな板の上で料理し、
お腹がいっぱいになった所で、 雪隠で用をたしたという伝説があるようです。
このあたりは霧ヶ峯と呼ばれ霧がよく発生したころから、
こういう風説が人々の間で語られたのでしょう。

鬼の雪隠

鬼の雪隠は墳丘土を失った終末期古墳(7世紀後半・飛鳥時代)の石室の一部である。
本来は花崗岩の巨石を精巧に加工した底石・蓋石・扉石の3個の石を組み合わせたもので、
鬼の雪隠はその蓋石にあたり、上方にある鬼の俎(底石)から横転してきた状態にある。
この周辺は霧ヶ峰と呼ばれ鬼が住み、通行人に霧を降らせ迷ったところをとらえて、
俎の上で料理し、雪隠で用を足したという伝説がある。

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