甲斐駒ヶ岳(2966m) 黒戸尾根・山梨県北杜市




甲斐駒ヶ岳(2966m) 黒戸尾根・山梨県北杜市

甲斐駒ヶ岳 / Wikipedia

甲斐駒ヶ岳の登山道「黒戸尾根コース」は

山頂から北東に延びる黒戸尾根を延々と登るルートです。

北杜市白州町の2つの登山口「竹宇(ちくう)駒ヶ岳神社」「横手駒ヶ岳神社」から

続く標高差約2200mは日本最大級の登りであり、

日本三代大急登の一つにも数えられています。

表参道の登山道沿いには信仰の山を伝える石造物がいたる所にある

甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)

標高 2967m 登山日 2019年9月6日
花崗岩で作られた美しい山肌 日本アルプス屈指の名峰
所在地 山梨県北杜市・長野県伊那市長谷黒河内

難易度 ★★★★  オススメ ★★★★ 登山口(ナビ検索) 竹宇駒ヶ岳神社
竹宇駒ヶ岳神社(04:44)→七丈小屋(08:22)→甲斐駒ヶ岳(09:55~10:24)→七丈小屋(11:22)竹宇駒ヶ岳神社(14:18) 所要時間 9時間33分 高低差 2186m 累積標高 2434m / 2437m 距離 17.7m
■甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)は、南アルプス国立公園内の赤石山脈(南アルプス)北端の山梨県北杜市と長野県伊那市にまたがる標高2,967 mの山である。峻険な山容をもち、半ば独立峰のような姿勢で屹立する日本アルプス屈指の名峰で、日本百名山、新日本百名山、新・花の百名山、山梨百名山、信州百名山、日本百景に選定されている。Wikipediaより
■登山道は伝統的には東側の黒戸尾根をたどるコースが使われていた。登り口は2つに分かれているが、そのいずれも起点が神社(竹宇駒ヶ岳神社と横手駒ヶ岳神社)となっていることは信仰の山ならではである。2つの道は笹平で繋がり以降は一本道となる。山頂手前で駒津峰へ分岐する。このコースは刀利天狗手前の「刃渡り」と七合目手前の鎖場に加え、八合目から先は危険箇所の連続となっている。また、高度順応を十分に行わないと2,600m以上では呼吸がきつくなる。登山口が海抜700 – 800 mの人里であるため、山頂との標高差が約2,200 mあり、日本三大急登にも数えられる程の体力を要するルートとなっている。登頂のみが目的の場合、南アルプス市営バス・伊那市営バスが通っている北沢峠(標高2,032 m)からのコースを辿る登山者が多い。ただし、北沢峠コースの場合広河原からのバスの始発が6時50分(時期によって変動)であり、登山開始が早くとも7時30分ころとなるため、夜行の高速バスで3時から4時ころに登り始めることができる黒戸尾根コースよりも効率が悪く、また、頂上で御来光を拝む場合北沢峠側は直近の仙水小屋から3時間40分かかるのに対し、黒戸尾根側は七丈小屋から2時間30分で登れることから、黒戸尾根コースも依然として人気が高い。Wikipediaより
■全国に駒ヶ岳を名のる山は20座を超えているという。その中で最も高いのが甲斐駒ヶ岳である。作家の宇野浩二は、『山恋ひ』の中で、「山の団十郎」と絶賛した。ふもとから仰いだその山姿は、正にその名に価する高貴な山容をもって迫ってくる。太古、武御雷命(たけみかずちのみこと)が生んだ天津速駒(あまつはやこま)という白馬がいた。羽があって空中を飛んでおり、夜になると、甲斐駒ヶ岳の頂上で眠ったとのこと。これが命名の由来といわれている。
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日本百名山』(にほんひゃくめいざん)は、小説家、随筆家の深田久弥の著した山岳随筆。文筆家で登山家でもあった本人が、実際に登頂した日本の各地の山から自身が定めた基準で、100座を選び主題とした随筆集。

2つある登山口の一つ、

白須口「竹宇駒ヶ岳神社」へ参拝

日向山 尾白川渓谷への分岐を経て

これから登る尾根と山頂方面

笹の平

笹の平で竹宇口(ちくう)・横手口が合流

笹とブナの美しい森

長く険しい急登「八丁登り」が延々と続く

甲斐駒ヶ岳は山梨側の黒戸尾根が表参道

石碑や石仏が連立します

刃渡り

見た目より危険度は無く展望が最高です

日向山

甲斐駒ヶ岳から鋸岳へ途中から北側に派生した

尾根終わりの山です。

雲海に浮かぶ八ヶ岳

刀利天狗

甲斐駒ヶ岳は古来入山が禁止されていたため開山は新しく

江戸時代後期文化13年(西暦1816年)6月に、

信濃の弘幡行者(小尾権三郎)が黒戸尾根から初登頂し開山。

明治 大正の石碑が多い

黒戸山を巻く辺り

植生が変わりシラビソと苔の森

ここから100mほど下り五合目小屋跡へ

ここまで1400mを登ってきましたが

さらに手前のピークを二つ超え 奥に見える山頂まで

屏風岩

標高2130m 五合目小屋(屏風小屋)跡には沢山の石碑

ここからが黒戸尾根の核心部

高度感満載な梯子や鎖場が連続

下が透けた橋はスリルがあります

七丈小屋

ここ最近でこんなに天気の良い日は珍しいそう

七丈第二小屋裏の梯子を登ると

左右にテント場が広がる

黒ユリ

鎖や梯子に頼らなければ

越えることが出来ない岩場がいくつも

森林限界を越えると白い花崗岩に

黒戸尾根には健脚そうな登山者が多い

トレランの人も多く、3時間程度で登ってしまう強者も

八号目御来光迎場

石碑と以前あった石鳥居跡

オベリスクにかかる富士

雄大な山頂部

チシマギキョウ

黒戸尾根といえばこの光景

劔と富士山に鳳凰山

横手駒ヶ岳神社 本社

ここから摩利支天、 北沢峠ルートとの分岐に合流

黒戸尾根の終わりに、横手駒ヶ岳神社の本社

霊神碑や石仏群が残る

甲斐駒ヶ岳(2967m)山頂

一等三角点

山頂には沢山の登山者

殆どはメインルートの北沢峠から

竹宇駒ヶ岳神社 本社

鳳凰三山

北岳 方面

仙丈ヶ岳

黒戸尾根と甲府盆地

鋸岳 方面

中央アルプス方面

雷鳥

下山時はガスの中を

サルオガセ

石碑の脇に咲くタカネビランジ

ベニテングタケ

尾白川渓谷・日向山 分岐まで来ると後少し

橋を渡って境内へ

竹宇駒ヶ岳神社

竹宇駒ヶ嶽神社(ちくうこまがたけじんじゃ)は、山梨県北杜市(旧白州町)山梨県と長野県の県境に聳える甲斐駒ヶ岳(2967m)の東麓に鎮座 山梨県側の甲斐駒ヶ岳への登山口(黒戸尾根)はここ竹宇(ちくう)と横手にあり、それぞれ登山口に駒ヶ嶽神社がある。

尾白渓谷の駐車場へ

尾白川&日向山登山道・周辺マップ

南アルプスユネスコエコパーク

横手駒ヶ岳神社

下山後もう一つの駒ヶ岳神社

横手口 横手駒ヶ岳神社へ

横手駒ヶ嶽神社(よこてこまがたけじんじゃ)は、山梨県北杜市(旧白州町)山梨県と長野県の県境に聳える甲斐駒ヶ岳(2967m)の東麓に鎮座 山梨県側の甲斐駒ヶ岳への登山口(黒戸尾根)はここ横手と竹宇(ちくう)にあり、それぞれ登山口に駒ヶ嶽神社がある。

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