比叡山 延暦寺 西塔 常行堂・法華堂(にない堂)




比叡山 延暦寺 西塔 常行堂・法華堂(にない堂)

天台宗総本山 比叡山延暦寺H.P
http://www.hieizan.or.jp

西塔の入口付近にある常行堂と法華堂、通称(にない堂)です

対になったお堂が廊下で繋がる美しい造り。

常行堂・法華堂(にない堂)

同じ形をしたお堂が廊下によって繋がっています。
正面向かって左が、四種三昧のうち、常行三昧を修す阿弥陀如来を本尊とする常行堂、
右が法華三昧を修す普賢菩薩を本尊とする法華堂です。
弁慶が両堂をつなぐ廊下に肩を入れて担ったとの言い伝えから、
にない堂とも呼ばれています。国重要文化財に指定されています。
※にない堂は内部非公開です。


法華堂

延暦寺法華堂(ほっけどう)
重要文化財 一棟 (大津市坂本本町)

法華堂は、桁行(けたゆき)五間、一重、宝形(ほうきょう)造、
栩葺(とちぶき)の建物で、正面に一間の向拝(こうはい)をつけています。
隣の常行堂も同形式で、桁行四間、梁間一間、
唐破風(からはふ)造の廊下で結ばれていることから、
廊下を「にない棒」に見立てて、両堂を「にない堂」と呼んでいます。
普賢菩薩(ふげんぼさつ)を本尊とする法華堂は、法華三昧(ほっけざんまい)を修する堂で、
外観は蔀戸(しとみど)と板唐戸(いたからど)を用いた和様のすぐれた建築で、
文禄四年(一五九五)に建てられたものです。
内部も、常行堂と同様で、柱が立つところには、すべて柱を立てるという珍しい形をとっています。
昭和三十年(一九五五)六月に常行堂と共に国の重要文化財に指定されました。
平成五年(一九九三)一〇月一日 大津市教育委員会


常行堂

延暦寺常行堂(じょうこうどう)
重要文化財 一棟 (大津市坂本本町)

常行堂は、桁行(けたゆき)五間、一重、宝形(ほうきょう)造、
栩葺(とちぶき)の建物で、正面に一間の向拝(こうはい)をつけています。
隣の法華堂とは桁行四間、梁間一間、唐破風(からはふ)造の廊下でつながれ、
二つの同形式の堂と廊下の姿から「にない棒」と呼ばれています。
阿弥陀如来を本尊とする常行堂は、常行三昧を修する堂で、
外観は蔀戸(しとみど)と板唐戸(いたからど)を用いた和様のすぐれた建築で、
文禄四年(一五九五)に建てられたものです。内部も柱を立てるところには、
すべて柱を立てるという珍しい形をとっています。
昭和三〇年(一九五五)六月に法華堂と共に国の重要文化財に指定されました。
平成五年(一九九三)一〇月一日 大津市教育委員会


親鸞聖人御修行地

いまは石垣が残るのみです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加