比叡山 延暦寺 西塔 釈迦堂(転法輪堂)
天台宗総本山 比叡山延暦寺H.P
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東塔の中心、釈迦堂(転法輪堂)へ
観光客は一人もいません貸切状態、贅沢です。
手水舎
手水舎には「この水は飲めます」の文字。
逆はよくあるのですが(笑)せっかくなので頂きました。
鐘楼
小高い丘に鐘楼があります。
手水舎の向かいにもお釈迦様
杉でしょうか?立派なご神木が三本
あまり人が来ていないのは雪が踏みならされていません。
比叡山で一番古い建物がこの釈迦堂。
比叡山のお堂はご本尊の置かれる内側が土間で一段低い所にあり、
拝殿は床張りで一段高くなっています。
なんだか逆な気がしますが、、
薄暗く覗き込むように配されているご本尊は
それはそれで神秘的に写ります。
延暦寺転法輪堂(釈迦堂)一棟
転法輪堂は、裄丈七間、梁間七間、一重、入母屋造、栩葺形銅坂葺の建物で、
織田信長の焼き討ち後、文禄四年(一五九五)に豊臣秀吉に命により、
貞和三年(一三四七)頃に建てられた園城寺弥勒堂(金堂)が移されたもので、
比叡山では最古の建築です。
天台仏堂の特色である外陣の床張り、内陣の一段低い土間となっていて
型どうりのものですが、正面の柱間がすべて戸口(入口)になっていて珍しいものです。
また、側面は前より二間が戸口、他は連子窓が板壁になっており、
縁も正面と側面の一部についているだけです。
昭和三四年(一九五九)の解体修理によって、
全体的におだやかな美しい姿に復原されました。
明治三三年(一九○○)四月に国の重要文化材に指定されました。
大津市教育委員会
転法輪堂(釈迦堂)重要文化財
転法輪堂は現在の西塔に中心をなす大堂で、ご本尊に釈迦如来を祀ることから、
釈迦堂のなで親しまれています。
延暦寺に現存する最古のお堂で、元は大津の園城寺(三井寺)の金堂
であったものを豊臣秀吉の命により、文禄四年(一五九六)に山上に移築したもので、
造営年代は園城寺の記録から南北朝の貞和三年(一三四七)と認められています。
細部様式もその頃をよく現しており、根本中堂と同じく天台様式の典型で、
内陣は土間中央に本尊を安置する宮殿を壇の上に設けています。
御朱印 釈迦如来