内野 神明宮・静岡県浜松市浜北区内野




内野 神明宮・静岡県浜松市浜北区内野

静岡県浜松市浜北区内野に鎮座する「内野 神明宮」

御祭神は「天照皇大神・豊受姫大神・天手力男命・栲幡千々姫命」です。

この地が「宇治乃」と呼ばれた頃、伊勢神宮より勧請したといいます。

「延喜式神名帳」にある「朝日波多加神社(遠江国・長上郡)」と推定される神社ですが、

境内の由緒書きによると、江戸時代初期の寛永2年(1625年)正月15日の創建ともあります。

「大日本史」によると、式内社「朝日波多加神社」について、

「朝日多賀神社は、宇治乃(内野)にあり神明社と称し天照大神を祀り、

長上郡内五座の一社なり」とあるそうです。

遠江国における宇治の御厨で、神田高3石だったと伝わります。

参道

神明宮 由緒

一、社名

神明宮

一、祭神

天手力男命 天照皇大神 豊受姫大神 構幡千々姫命

一、由緒

創立年代不詳なるも、 当地を宇治乃と称せし、時代に伊勢皇大神宮より 勧請し、祭主藤原氏市右エ 門道次神主又左エ門管理三 良工門此處に祭祀す。 大日本史によれば、 朝日波多賀神社は宇治乃 (内野)にあり神明社と称し 天照大神を祀り 長上郡式内五座の一社なり 遠江風土記神鳳秒に遠江国 宇治乃御厨にて神明社、 ・朱符之神田高三石とあり。

内野 神明宮 由緒

鎮座地

浜北市内野七一三番地

祭神

天照皇大神・天手力雄命・豊受姬大神・栲幡千々姫命

例大祭

前夜祭 每年九月最終土曜日(旧二十七日)

大祭 毎年九月最終日曜日(旧二十八日)

神明宮由緒によると寛永二年(一六二五年) 正月十五日(約三百七十年前) 現在地に創建したとある。現拝殿は大正年間に造営され、氏子の深い信仰をあつめている。

御神木

樹種 檜・樹齢 約二百三十年・樹高 約二十四米

周り 約二米三十糎(県林業技術センター調べ)

内野 神明宮 拝殿

内野 内野 神明宮 本殿

御神木 檜

内野 神明宮の御神木「檜」

境内の案内板によると、樹齢は約230年余り、樹高約24m、根回り約2m30cmとあります。

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