満観峰(470n)・高草山 (502.9m)・花沢山(449m) 静岡市駿河区 静岡県焼津市




満観峰(470n)・高草山 (502.9m)・花沢山(449m) 静岡市駿河区 静岡県焼津市

焼津市/ハイキングコース
https://www.city.yaizu.lg.jp/kanko/info/1-2-14.html

東名高速道路を東京方面へ向かうと

唯一信号機が設置されている、日本坂トンネル前に聳える高草山

通る度にあの尾根道を歩きたいなぁ と、

本日はその高草山、ハイキングコースで人気の満観峰と花沢山の三山を巡ってきました。

花沢の里臨時観光駐車場よりスタート。

人気のハイキングコース、

2つのある50台は停められる駐車場はほぼ一杯です。

友人からも進められていた満観峰、

一座だと2時間ほどで巡れるそうですが、

それだと少し物足りない、

予めゆっくりと3山を縦走出来るコースを調べました。

駐車場から満観峰へと向かうハイカーを背に道を逆手へ

舗装路を高草山方面へ歩いて行きます。

少し歩くと花沢城跡へ

「駿河に侵攻した武田信玄は、1570年(永禄13年)正月に、

ここ花沢城に攻め入りました。」

この案内板から少し登った所が城跡、

時間があれば寄りたかったのですが次回。

さらに進むと「高崎成沢の滝 お不動様」へ

高草山より湧き出る霊泉、不動明王が祀られています。

お堂には数多くの鎌が奉納されていました。

その由来は定かでは無いですが、

古くより左鎌を奉納する信仰習慣があったそうです。


崎成沢の滝不動さんの由来

こういった古来から残る山岳信仰に出会えると嬉しくなります。

さらに少し進むと石碑、

その角と山側へ折れた所が高草山への登山口です。

いつも下から見上げていた東名高速道路、

東海道新幹線・JR沿線、焼津港と市街が見渡せます。

登っては振り返る度に景観を増す良コースです。

曇りの予報でしたが、気温はぐんぐん上昇、

低山ながらかなりバテます。


高草山 頂上

高草山 (502.9m) 頂上、後ろはシンボルの電波塔。

高草山までは山道と車道を何度か行き来し頂上まで、

車でも来ることが出来ます。

「高草山大権現」の祠

これから巡る満観峰・花沢山への尾根道が見渡せます。

ここからは来た道を戻り、満観峰方面へ、

最高峰のの高草山から緩やかに降り鞍掛峠へ

そこから満観峰 頂上へ向かいます。

満観峰(470n)頂上はかなり開けています。

中央には大きな木が聳え、周りやベンチには沢山のハイカーが食事中。

晴れていれば360° 南アルプスまで望める最高の眺望。

人気も頷けます。

雲が掛かり絶景とは言えないものの

富士山もシルエットで何とか確認。

さっきまで居た高草山がはるか向こうに、

ここからメインのハイキングコースを降りながら

最後の花沢山を目指します。

途中の山道にあった「水分大神」

嘉永六年に花沢村で建てられたそうです。

静岡市街も一望できます。

有名な「日本坂峠」

傍に峠の穴地蔵。

日本坂峠は万葉時代官道だった東海道で、防人や日本武尊が通った峠道。

穴地蔵は日本武尊が東征の途中で焼津で賊に襲われた時、

草薙剣で葦を薙ぎ倒し火を放って難を逃れ、

この穴地蔵の中に隠れたと云う伝説が伝えられている。

峠の名前は日本武尊から日本坂峠と呼ぶようになったそう。

日本坂峠より、最後の花沢山を望む。

緩やかな稜線歩きから急な登りに変わります。

ここまで来るとハイカーさんもまた少なくなってきました。

沢山(449m)、展望は無しです。

ここから花沢の里まで急な階段、沢沿いを降ります。

ここから虚空蔵山へも行けるようですが、

道が崩れているとのこと。

沢沿いに下ると、満観峰の登山コースと合流します。

この辺は「焼津市花沢伝統的建造物群保存区域」

30戸程の趣のある集落群が続きます。

満観峰・高草山・花沢山

約5時間 14.1km

花沢の里臨時観光駐車場→高草山→鞍掛峠→満観峰→

日本坂峠→花沢山→花沢の里臨時観光駐車場。

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