諏訪大社 下社 春宮・信濃國一之宮




諏訪大社 下社 春宮・信濃國一之宮

下社春宮 | 信濃國一之宮 諏訪大社
http://suwataisha.or.jp/harumiya.html

諏訪湖の北岸、諏訪盆地の北縁にある下諏訪町

諏訪大社(秋宮・春宮)からなる下社へ、

上社は神体山である守屋山を祀るのに対して、

下社はご神木をお祀りします。

『例大祭:秋宮で8月1日、遷座祭(お舟祭)

2月1日に秋宮から春宮にお遷した御霊代を春宮に戻す。

遷座の行列の後に大きな舟に翁媼二体の人形を乗せ数百人の氏子がその舟を曳く。』

とあるように春宮から秋宮へ神様が御渡りするそうです。

原始信仰の形が垣間見れます。


下諏訪町歩きマップ

下諏訪の街並みは史跡やお店などが立ち並び

町歩きもオススメです。


手水舎


神楽殿

神楽殿

御神前にお神楽を奉納するための建物で
落成は江戸時代前期天和年間(1681~1684)頃のものである。

春宮 御柱

御柱は寅年と申年の7年目毎に御宝殿の造営と共に建替えられる御神木で
社殿の四隅に建立されています。
この春宮一之御柱は長さ17m余、直径1m余の樅(もみ)の樹で霧ヶ峰高原に続く
東俣国有林において伐採され、数千人の氏子の奉仕により曳行されました。
御柱祭は天下の奇祭として有名であり次回は平成22年(庚寅)年に行われます。

諏訪大社 下社 春宮

諏訪大社は建御名方富命と八坂刀売命を祀り、
上社は建御名方富命(彦神)を、
下社は八坂刀売命(女神)を主祭神としている。
下社の祭神は、2月から7月まで春宮に鎮座し、
8月1日の御舟祭で秋宮に遷座し、翌2月1日に春宮に帰座される。
下社の中心となる建築は、正面中央にあり拝殿と門を兼ねたような形式の幣拝殿、
その左右にある回廊形式の片拝殿、それらの背後にある、東西宝殿からなる。
東西の宝殿は茅葺、切妻造、平入の簡素で古風な形式をもち、
甲寅の7年ごとに新築する式年造替制度がとられている。
右のような社殿形式は諏訪大社に特有のものであり、
またその幣拝殿と左右片拝殿に似た形式は長野県内の諏訪神を祀る
いくつかの神社でも用いられている。
現在の春宮の幣拝殿は安永8(1779)年に完成したと考えられる。
大工棟梁は、高島藩に仕えた大工棟梁の弟である。

諏訪大社 下社 春宮・信濃國一之宮

JR中央本線下諏訪駅から北西へ約1km、秋宮から西へ1kmの位置で
旧中仙道沿に鎮座します。上社へは諏訪湖を隔て約13kmです。
社頭から真直ぐ800m程伸びる道路はかつては春宮の専用道路で、
下社の大祝金刺一族を始め多くの武士達が流鏑馬を競った馬場でした。
途中の御手洗川に架る下馬橋は室町時代の建立ですが、
建築様式は鎌倉時代のもので1730年代の元文年間に修築されましたが、
下社では最も古い建物で遷座祭の折に神輿はこの橋を渡ります。
入口の御影石の大鳥居は万治二年(1659)建立と推定され、
境外にある万治の石仏と同じ作者と言われます。
神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置は秋宮と同じです。
神楽殿は修改築が幾度となくなされています。
春宮と秋宮の社殿の建替が諏訪藩に依って計画された時に
同じ絵図面が与えられたと見え、大きさこそ違いますがその構造は全く同じで、
春秋両社の建築は彫刻に於て技が競われております。
春宮の社殿は地元の宮大工柴宮(伊藤)長左衛門が請負い、
秋宮より後から着工して一年早く安永九年(1780)に竣工しました。
御宝殿は上下社共に三間四方で、方三間の神明造りと言います。
下社では寅年と申年の左右の御遷座祭の他に
半年毎に春宮と秋宮の遷座祭が執行されます。
春宮は杉の木を、秋宮は一位の木を御神木として拝しております。
神楽殿の西の建物が筒粥殿、その西の清流は砥川です。
川の中にある島は浮島と言い、どんな大水にも流れず下社七不思議の一つです。
お社は浮島社と言い、清め祓いの神を祀り六月三十日の大祓式、
夏越の祓いはここで行ないます。
鎌倉武士が御射山の祭典に参列する時
まずこの川で身を清め八島高原へ登山したと伝えられます。

下社春宮 
長野県諏訪郡下諏訪町193
TEL:0266-27-8316

幣拝殿

この建物は御幣を奉ずる幣殿と拝殿が一体となったもので
幣拝殿と呼ばれております。
建築様式は二重楼門造りで全体に見事な彫刻が施されています。
棟梁は地元宮大工柴宮(伊藤)長左衛門で秋宮と同じ絵図面で
秋宮幣拝殿より一年早い安永9(1780)年に落成しました。
春秋両宮は社殿構造は同じで、当時は双方で技術が競われました。

末社がある浮島へ

なぜか秋葉社。

鎌倉武士が御射山の祭典に参列する時

まずこの川で身を清め八島高原へ登山したと伝わります。


浮島社

春宮の境内から砥川の中洲にある浮島へ、

「祓戸大神(はらえどのおおかみ)」を祀る

諏訪大社下社の末社「浮島社」が鎮座します。

小さな御柱が可愛い。


浮島

下社春宮脇を流れる砥川の中之島にあたるのが浮島です。

浮島はどんな大水にも流されないという

下社の七不思議にも数えられています。

砥川から浮島を渡るとすぐ万治の石仏があります。

その川沿いからは春宮の境内、

普段見えない角度で御柱を見ることができます。

万治の石仏(まんじのせきぶつ) 長野県下諏訪町東山田字石仏


御朱印

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