剣山円福寺・徳島県三好市東祖谷菅生




剣山 円福寺・徳島県三好市東祖谷菅生

徳島県三好市東祖谷菅生にある真言宗御室派の寺院「剣山 円福寺(えんぷくじ)

御本尊は剣山大権現・倶利伽羅不動明王です。

創建年は不詳、寺伝によると、この地に落ち延びた安徳天皇の剣を

剣山大権現として祀ったと記されています。

剣山の見ノ越側にある寺院・宿坊で、劔神社の別当寺となります。

江戸時代には木屋平の「龍光寺」とともに剣山の開発に尽力したといいます。

現在でも「民宿・宿坊 剣山円福寺」として登山者や観光客を迎えています。

見ノ越側での剣山修験の中心地です。

寺院ですが鳥居もあり、神仏習合の雰囲気ある佇まい。

劔山は古くから山岳信仰の対象とされてきました。

劔山の修験道は、木屋平(こやだいら)側の社寺である「劔山本宮劔神社」と「龍光寺」、

見ノ越(みのこし)側の社寺である「劔神社」と「円福寺」、

の2か所を主体として繁栄していきました。

倶利伽羅不動明王・神変大菩薩(役行者)

剣山は元は「立石山、または石立山」と呼ばれていました。

中世に結成されたとされる忌部十八坊の一つである長福寺が、

享保二年(1717年)に「龍光寺」と改名し、「劔山本宮」を創立、

山名も修験者や民衆受けする剣山と改名し繁栄していきました。

また、「円福寺」も江戸時代末期に別当となる劔神社を創設し人々を集め、

木屋平と祖谷山からの二つのルートが開かれ剣山への登山は発展していきました。

円福寺 本堂

徳島県三好市東祖谷菅生、 剣山の見ノ越(標高1420m)に鎮座する「劔神社(つるぎじんじゃ)」 御祭神は「安徳天皇・大山祗命・素盞嗚命」 劔神社の本社は剣山中腹(標高1810m)に鎮座する「大劔神社(おおつるぎじんじゃ)」で 巨大な磐座「 御塔石(おとうせき)」が御神体となっています。

民宿・宿坊 剣山円福寺

住所   〒778-0201 徳島県三好市東祖谷菅生204

電話   0883-67-5276

部屋数  全10室(お寺での宿泊)

館内設備 水洗トイレ・共有風呂

料金   素泊まり2,000円 1泊2食付4,500円

チェックイン・アウト 要相談

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