お小夜塚・五箇山民謡発祥の地(民謡の里)




お小夜塚・五箇山民謡発祥の地(民謡の里)

お小夜塚|観光スポット|とやま観光ナビ
http://www.info-toyama.com/spot/41051/

世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」の

構成資産3集落の一つ菅沼集落の「五箇山民俗館」で友達になった

解説員のOさんに教えてもらった。

「五箇山民謡発祥の地」お小夜塚です。

お小夜塚 前にある小原集落では唯一の合掌造の

食堂の「きちま」・「合掌おさよ」

二人の名が並んでいるのがニクイ

五箇山民謡発祥の地

この地は元禄時代、故郷能登七浦での奉公から”かどわかされて”
遊女となった”お小夜”が、加賀藩の武士四名が職を忘れた
綱紀の乱れの責をとらされた際の連座により、流刑の身として
預けられた場所である。
21歳の若い身にとって草深い山奥の生活は余りにも寂しく
村人の親切や山の自然・風物も心の慰めにはならなかったが
7年の月日の中で村人に持ち前の唄・踊り・三味線・太鼓などの
芸事を教え、大変親しまれていた。
お小夜は、その不運に同情した隣村の”吉間”と
恋仲になり、子を宿したが、流刑の身でありながら恋に迷う
愛の絆の苦悩に耐えかねて、庄川に身を投げたのである。
今に至るまで唄い継がれてきた五箇山民謡の数々や踊りは
”お小夜”が生きたこの小原地区が発祥の地であります。
そして、お小夜は正にその恩人であります。

かつては加賀藩の罪人流刑地とされたほどの山間僻地。

そこへ、とばっちりで流刑になったお小夜、

その芸事が田楽などと結びつき五箇山特有の民謡が生まれたといいます。

当時は罪人が子供を宿すのはさらに罪とされ、

村の人の迷惑になると目の前の庄川に身を投げるという悲しい言い伝えです。

小原集落の墓地の一角にあります。

昔から地域の人に大切に見守られて来たことが伺えます。

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