白川郷 荻町集落(おぎまちしゅうらく)世界遺産・白川郷・五箇山の合掌造り集落・岐阜県大野郡白川村




白川郷 荻町集落(おぎまちしゅうらく)世界遺産・白川郷・五箇山の合掌造り集落・岐阜県大野郡白川村

白川郷 – Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/白川郷

白川郷の荻町集落は「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として

1995年12月、ユネスコの世界遺産に文化遺産として登録されました。

「合掌造り」の茅葺きの家屋は、国内の他地域にはない、

五箇山と白川郷のみに現存する大変貴重な民家の形式です。

五箇山の相倉・菅沼集落を見学し最後に最も有名な白川郷へ

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駐車場からは庄川にかかる吊り橋を渡ります。

白川郷は1995年に「人類の歴史上重要な時代を例証するある形式の建物
建造物群技術の集落、または、景観の顕著な例」として世界文化遺産に登録されました。
その中心となる合掌造りの集落群は村の中央や北側に位置する荻町地区にあり、
その周囲の伝統文化の体験施設や歴史資料館等では、
自然と共に生きる昔ながらの生活の知恵を垣間見ることができます。

荻町公園

世界遺産地区内の中心部にある休憩スポット。
中央に芝生と植栽を施し、休憩できる木製ベンチを設置した広い公園

世界遺産地区内の中心部にある休憩スポット。
2012年3月までは、マイカー駐車場として使用していましたが、
2014年4月からの観光車両乗入制限(観光交通対策)の実施に伴い、
村民・来訪者の公園として再整備しました。
この公園は、駐車場になる前までは水田だったため、そ
の土地の記憶を伝えるため水田当時の畔(あぜ)を芝生で表現し、
中央に芝生と植栽を施し、休憩できる木製ベンチを設置した広い公園となっています。
入口には、合掌造り集落の保存運動~伝建保存地区選定~世界遺産登録までの経緯や
観光交通対策の取り組みの解説した看板を設置しました。


国重文 和田家

国重文 和田家

国指定重要文化財。築後約300年が経過した今も生活が営まれ続けている、
白川郷の代表的茅葺き合掌造り住宅です。

間口14間、奥行き7間の建坪は、
白川村に残された合掌造りの家屋としては最も規模が大きい。
しかも、庭や生垣、周囲の田畑や水路などの周辺環境の保存状態も良いことで知られ、
代表的な合掌家屋として御母衣(みぼろ)の
旧遠山家と並び称される風格と美しさを誇っています。
主屋に加え、土蔵や便所を含めて文化財に指定されており、
現在、1階の一部と2階が公開され、和田家代々で使用された遺物や民具が展示されています。
和田家は、古文書や鑑札などの遺物の記録から番所の役人を勤めながら、
煙硝(火薬)や生糸の取り扱いを行っていたことがわかっています。


明善寺

明善寺

文化財の庫裡(くり)、鐘楼門、本堂、イチイの木によって知られる由緒あるお寺。
真宗本覚寺より分派した門信徒により1748年に創建されました

明善寺鐘楼門

屋根は茅葺きですが、1階に板庇(ひさし)をつけた珍しい建築物。
亨和2年(1801)加藤定七により、延べ人数1425人を要して建てたと伝えられています。
梵鐘(ぼんしょう)は第二次大戦中に供出されたため、
現在のものは戦後に鋳金工芸作家の中村義一氏(高岡市)によって作られたものです。

明善寺本堂・明善寺のイチイ

文化3年(1806)より欅材の伐採に着手し、
20年近い歳月を経た文政10年(1827)に高山の大工水間宇助により、
延べ9191人を要して建築されたといわれています。
正面(西)及び南、北に縁があり、南側奥が花立部屋、
北側は半鐘部屋、東奥側には後堂、中央部は2間で手前に外陣、
その奥に一段高くして内陣があります。
向拝の龍頭の彫刻などに細工師のすぐれた技術をうかがうことができます。

文政10年(1827)、本堂の建設に際し、
副棟梁の大工与四郎が鐘楼門の横に記念樹として植樹したものと伝えられています。
明善寺の石垣は伝建地区の保存対象となっていますが、
このイチイの木はその石垣の一角にあって、境内全体の調和を保っているといえます。

明善寺庫裡郷土館

江戸時代末(1817年頃)に、高山の大工副棟梁与四郎によって建てられました。
客間である「でい」が「口のでい」「奥のでい」と3室に分かれており、
南側と表側の一部が庭に面して回廊になっているのが大きな特徴です。
階上は郷土の民具などの資料が展示された「明善寺郷土館」として公開されています。

さすがの白川郷、見所・広さも観光客も一番。

五箇山でじっくり見てきたので時間が足りず

見たい所も多かっただけに残念です。

詳しいエリア情報は下記にて

白川郷 観光情報・白川村役場H.P

白川郷 荻町集落の合掌造りは五箇山のものと比べ

屋根の角度が違い、また白川郷の茅葺きは綺麗にカットされています。

また最も大きな違いとして「平入り・妻入り」が有名です。

綺麗に三件が並ぶ人気の撮影スポット

白川郷の北には荻町城跡展望台があります。

和田家の裏から続く道を数十分歩くと展望台へ

荻町城跡展望台

当展望台の眼下にひろがる荻町合掌造り集落、その眺望は格別です。
写真好きには最高の撮影ポイント

荻町城跡の台地西北部は断崖絶壁になっている典型的な中世の山城。
展望台へは、切妻合掌造りの和田家東方から緩い傾斜の歩道を登るコースと、
国道360号の人家の絶えたところの自動車道から入るコースのふたつがあります。


荻町城跡

飛騨・荻町城(白川郷 荻町城跡展望台)の記事


荻町公園休憩所「ゆるり」

荻町公園に隣接する合掌造りの休憩・情報発信施設。

白川郷観光協会から村に無償譲渡された建物をリニューアル

休憩所前にある「荻町合掌造り集落案内図」


白川八幡神社

白川郷の一番南に白川八幡神社が鎮座します。

境内には「どぶろく祭りの館」があり祭りの歴史や経緯を見学することができます。

白川八幡神社(白川郷)の記事

どぶろく祭りの館

「どぶろく祭」のあれこれを、臨場感たっぷりに人形や模型で再現。
貴重な資料や遺物を見ることができます

毎年、秋になると、白川村では五穀豊穰・家内安全・里の平和を祈願して
神様に「どぶろく」を捧げる祭りが行われます。
当館はその「どぶろく祭」の概要や変遷、神事のありさまなどを
人形や模型を使って再現した展示・資料館。貴重な資料や遺物が大切に保存され、
展示されています。

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