相撲神社(すもうじんじゃ) 国技(相撲)発祥の地・奈良県桜井市穴師




相撲神社(すもうじんじゃ) 国技(相撲)発祥の地・奈良県桜井市穴師

相撲神社(すもうじんじゃ) 桜井市H.P
http://www.city.sakurai.lg.jp/kanko/syaji/kashiramoji/sagyo/1395291720304.html

山辺の道から少し山沿いへ入った林の中に相撲神社の小さな社殿がある。

その脇に「国技発祥の地」という説明板(由緒書)が建っています。

相撲神社は穴師坐兵主神社の摂社で野見宿彌を祀ります。

約2000年前、垂仁天皇のころ、

大兵主神社神域の小字カタヤケシにおいて、

野見宿禰と当麻蹴速が、日本最初の勅命天覧相撲を行った。

これが日本の国技である相撲のはじまりとされている。

国技発祥の地
天覧角力・開祖 相撲神社

国に国歌,国花があるが如く日本の国技は相撲である。
相撲はもとは神の信仰から出て,国土安穏,護国豊穣を祈る
平和と繁栄の祭典であり,第十一代垂仁帝の七年,
野見宿彌と大麻蹶速が初めて天皇の前で相撲をとり
相撲節(七月七日)となりそれがもとで後世,宮中の行事となった。
昭和三十七年十月六日,大兵主神社に日本相撲協会時津風理事長(元横綱双葉山)を祭主に
ニ横綱(大鵬,柏戸)五大関(琴ヶ浜,北葉山,栃ノ海,佐田ノ山,栃光)をはじめ,
幕内全力士が参列。相撲発祥の地で顕彰大祭がおこなわれ,
この境内のカタヤケシゆかりの土俵に於いて手数入りが奉納された。

カタヤケシ由緒

今を去る上古約二千年前垂仁天皇七年七月乙亥(七日)
大兵主神社神域内小字カタヤケシにおきまして野見宿彌(ノミノスクネ),
当麻蹶速(タイマノケハヤ)による日本最初の勅命天覧相撲が催されました。
これが世界に誇るわが国国技相撲の曙光であります。
爾来相撲が国技として国家大本の行事とされ悠々の今日にいたっています。
日本書紀に「野見宿彌は乃ち都に留りて仕へまつる」とあり
当地に屋敷を賜わり古代国家草創期における大和朝廷国土開拓の推進者として貢献されました。
その偉大な徳を偲びここカタヤケシを日本民族の象徴的生地として世に知られています。
恐徨謹書

相撲神社の社殿 境内には土俵もあります。

土俵の四角には柱が立っていますが、これは中国の方角の神

四神(本地神は四天王)を表す伝統的土俵の形。

テレビ放送が始まる以前はあったそうだが邪魔なため現在は無いそうです。

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