熊野古道 中辺路 大門坂
熊野古道|熊野本宮観光協会H.P
http://www.hongu.jp/kumanokodo/
熊野古道を歩き熊野三山に詣でる
そんな夢を叶えるために和歌山県まで来ました。
しかし、1日で全てを叶えるのには限界があります。
熊野古道では色々と歩いてみたいコースがありましたが、
時間の関係から、熊野那智大社への参道である大門坂を歩くことにしました。
大門坂、調べてみると熊野古道のかつての面影を、もっとも色濃く残しているところで
ほとんどの熊野古道の画像はここのが使われてってほど絵になる道らしい。
ようこそ!世界遺産「熊野古道」へ!
古代から中世にかけ、本宮・新宮・那智の熊野三山の信仰が高まり、
上皇・女院から庶民にいたるまで、多くの人々が熊野を参詣しました。「蟻の熊野詣」と例えられるほど、多くの人々が切れ目なく熊野に参詣したと伝えられています。
田辺から熊野本宮に向かう中辺路(なかへち)、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう大辺路(おおへち)、
高野山から熊野本宮へ向かう小辺路(こへち)が、「熊野参詣道」として世界遺産に登録されています。最も多くの参詣者が歩いたとされる熊野参詣道・中辺路。その難行苦行の道のりを終え、
最初にたどり着くのが熊野本宮大社。最初に熊野本宮大社を望む「伏拝王子」の名は、やっとたどり着いた熊野本宮大社を伏して拝んだ、
との由来からと伝えられています。本宮町内には、熊野本宮大社、熊野本宮大社旧社地 大斎原、
熊野本宮大社の神域の入口とされる「発心門王子」などがあり、
初心者でも手軽に歩ける熊野古道ウォークコースがあります。近年は「パワースポット」としても注目される熊野を、みなさんも歩いてみませんか?
熊野古道|熊野本宮観光協会H.P
熊野那智大社までは車で行くことも出来ますが有料となります。
ここの大門坂駐車場は無料で利用出来大門坂から参拝したい人にはピッタリ。
当日はあいにくの雨
熊野といえば八咫烏。
なでしこJAPANのモニュメントもあります。
今回のルート
大門坂入口までは2~3分車道を歩きます。
交通量も多いので慎重に
大門坂の石碑を越えてからは普通に民家の中を歩きます。
南方熊楠が三年間滞在したという「大阪屋旅館」の跡地。
この辺でも植物採取したんでしょうか!
この橋「振ヶ瀬橋(ふりがせばし)」が人間界と神様との世界を分ける境界
こちらで平安衣装に身を包み歩くこともできます
夫婦杉(めおとすぎ)樹齢800年
足下が濡れ歩きにくいですが、
辺りが霧掛かり神秘的な風景。
どこを撮っても絵になります。
九十九王子最後の一社・多富気王子(たふけおうじ、たぶけおうじ)
九十九王子(くじゅうくおうじ)とは、熊野古道沿いに在する神社のうち、
主に12世紀から13世紀にかけて、皇族・貴人の熊野詣に際して
先達をつとめた熊野修験の手で急速に組織された一群の神社をいい、参詣者の守護が祈願された。
あいにくの天気のせいか全く人がいません。
独り占めな感じで贅沢
この日はプロのカメラマンもスタンバってました。
だいたい1kmほど、登り詰めた所に案内板
昔、この場所に門があったので大門坂
さらに少し登ると有料駐車場。
だいたい¥800-前後だが時間があれば下から登った方がいい!
ここからさらに階段を登る
周りの風景は土産物屋に
石段を少し上ると左手に龍泉閣の庭園が見えてきます。
もとは実方院(じっぽういん)といい、青岸渡寺の尊勝院とともに
熊野御幸の際、上皇が宿泊所として使用していたところです。
実方院跡
和歌山県指定史跡 中世行幸啓(ぎょうこうけい)御泊所跡
熊野御幸は百十余度も行われ、ここはその参拝された上皇や法皇の御宿所となった
実方院の跡で熊野信仰を知る上での貴重な史跡であります。
熊野那智大社
こうやって置いてあると美味しそうに見える
観世音菩薩にご挨拶
熊野那智大社の鳥居が見えてきました。
戻ってきました。
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