八雲神社(やくもじんじゃ)・神奈川県鎌倉市大町
八雲神社 (鎌倉市大町)
https://ja.wikipedia.org/wiki/八雲神社_(鎌倉市大町)
八雲神社は「八雲さん」「お天王さん」の愛称で親しまれている大町の鎮守。
新羅三郎義光が兄八幡太郎義家の助勢(後三年の役)のため
奥州に赴く途中で鎌倉に立ち寄った際、疫病が流行っていたため、
京都の祇園八坂社の祭神を勧請したのが八雲神社の始まりと伝えられている。
1080年頃の創建と伝わります。
一の鳥居
二の鳥居
八雲神社
大町の鎮守。古い厄除開運の社として知られ、
地元では『八雲さん』、『お天王さん』と呼ばれ親しまれている。
社伝によれば、永保年間(1081~1084)、
新羅三郎義光が兄八幡太郎義家の奥州攻め(後三年の役)の助勢に赴く途中に
この地に立ち寄った際、疫病に苦しむ人びとの姿を見て
京都祇園社の祭神を勧請したのが始まりという。
創祀とともに悪疫は退散し、民は難を逃れ安堵したと伝えられる。
応永年間(1394~1428)、佐竹屋敷に祀られていた祠が合祀され佐竹天王と称した。
佐竹氏は新羅三郎義光の子孫で代々、源氏、足利氏、豊臣秀吉に仕え、
『天下六大名』のひとつに数えられた。
その後も『祇園さま』と崇められ、江戸時代も代々の徳川将軍家より朱印を賜った。
明治維新の際、社号を鎌倉祇園社(祇園天王社)から八雲神社に改称。
明治6年(1873)大町区の鎮守として『村社』に列格された。
関東大震災では社殿が倒壊したが、昭和4年(1929)7月に再建された。
宝蔵庫には江戸時代の神輿四基、宝剣、銅鏡などガラス越しに自由に拝観できる。
裏山は東勝寺跡に通じる衹園山ハイキングコースとなっており、
四季を通じハイカーの姿が絶えない。 (参照:鎌倉の神社小辞典)
境内には御神木の足下に、
新羅三郎義光の手玉石があります。
手水舎
八雲神社
祭神
須佐之男命 稲田比売命
八王子命 佐竹氏の御霊
本殿
本殿横には「御嶽神社・三峰神社」が鎮座
御嶽神社・三峰神社の鳥居横からは
祇園山のハイキングコース入口となっています。
東勝寺跡(腹切やぐら)に通じており
鎌倉の中心、鶴岡八幡宮横辺りに出るショートコースなので
ここから巡ってみるのもオススメです。