曹洞宗 秋葉山 舘山寺(かんざんじ)・静岡県浜松市西区舘山寺町




曹洞宗 秋葉山 舘山寺(かんざんじ)・静岡県浜松市西区舘山寺町

舘山寺 / Wikipedia

静岡県浜松市西区舘山寺町、曹洞宗 秋葉山 舘山寺(かんざんじ)へ

舘山寺温泉の名前の由来となった禅寺です。

810年に空海(弘法大師)によって創建されたと伝えられる古刹で、

かんざんじ温泉内、高さ50mほどの小さな舘山の中腹にあります。

本尊は招福智慧の虚空蔵菩薩、秋葉山秋葉寺の末寺です。

明治の廃仏棄釈で廃れたが、明治中期になって再興。

縁結び地蔵・除夜の鐘で親しまれる静岡県下最大級大梵鐘があります。


本堂

曹洞宗 舘山寺

(浜名湖岸 新四国88ヶ所霊場第27番礼所)
平安年間(810年)、真言宗として
弘法大師により開かれました。
明治3年に廃仏棄釈により閉ざされましたが、
明治23年、曹洞宗として再興され、現在に至ります。


本尊

ご本尊は福一万願虚空蔵菩薩

(丑・寅年の守り本尊で福徳と知恵を授けてくれる仏様)

曹洞宗 秋葉寺 舘山寺

・平安時代・弘仁元年(八一〇)弘法大師が高野山より仏道行脚の際、
舘山を訪れて当地において修行し、その際に開創。
旅する人々の心を清める寺として、山紫水明のこの地を選んだといわれている。
・鎌倉時代・文治三年(一一八七)兵火により消失したが、
源頼朝公がこの地を訪れ道中安全・武運長久の祈願寺として諸堂を再建した。
(頼朝の建立した諸堂や寺宝は元中元年(一三八四)に再び兵火により焼失)
・南北朝時代・貞治年間(一三六二〜六八)堀江城(遊園地パルパル、ホテル九重付近)
の城主として当地に赴任した大沢氏の要請により城主の祈願寺として、
以後五百年間守られる。
・明治三年(一八七〇)新政府の神仏分離令(廃仏棄釈)により廃寺となる。
・明治二十三年(一八九〇)再興が認められ秋葉の火祭りで有名な
秋葉山・秋葉寺住職・牧泰禅和尚を招請し、秋葉寺の出張所を持ってくるという
名目で再興した。
その際に秋葉寺三尺坊を舘山寺でも祀ることになり
山号も「中嶺山」から「秋葉山」に改め真言宗の伝統を引き継ぎながら
曹洞宗の祈願寺として今日に至る。


舘山寺案内図

秋葉三尺坊大権現(火防)

毎年十二月十五日秋葉の火祭りが行われます。


寺務所・大梵鐘

大梵鐘

静岡県下最大級の大梵鐘
湖面より30mの高さにあり、浜名湖を望む景色も楽しめます。志納金 一打100円


愛宕神社 鳥居


手水舎


愛宕神社


拝殿


本殿


縁結び地蔵

縁結び地蔵

明治より伝わる縁結びのお地蔵さん
(本堂東側の小さなお堂)
心の文字にかぎの絵が描かれた縁結び絵馬が人気です。


穴大師

穴大師

弘法大師様が舘山寺を建立された時に仮堂として使った古墳で、
21日間の修行中に自ら刻んだという石像が安置されています。
(眼病平癒の功徳あり・目のお大師さん)


聖観世音菩薩

聖観世音菩薩

昭和12年に浜名湖の象徴として建立された
当地域最大の観音様です。(高さ16m)
やさしいお顔立ちから「美人観音」とも呼ばれています。


神付岩


初登岩


舘山環境防災林 案内図


西行岩

西行岩

西行法師が朝夕座したといわれている岩です。
「舘山の巌(いわお)の松の苔むしろ都なりせば君も来てみむ」西行法師


海岸広場より


穴地蔵・弁財天跡


穴地蔵

穴地蔵

昔の人々は海難で不明になった人を探すため、
この地蔵まで手を合わせに来たようです。
時に舘山と大草山の間に咽喉首の所で何人もの
不明者がでたようです。


弁財天跡

弁財天・穴地蔵

弁天は竜の化身で湖水宝を意味しています。
浜名湖には三つの島があるこの三つとも弁天様の祠をもっている。
礫島・弁天島・舘山である。
舘山の弁天様は明治の中ごろご神体を
大草山の海の見える場に移しました。
しかしその後、海で働く人が舘山の穴地蔵まで手を合わせに登って来た。


舘山(50m)山頂


富士見岩

富士見岩

舘山の山頂に位置する岩。
天気がよければ、2つの岩の間から富士山が眺められます。

富士見岩から東名高速道路と細江 引佐方面


展望台

展望台

浜名湖ごしに東名高速道路を眺める
雄大な景色に心も洗われます。

展望台から、湖西連峰と遊覧船


御朱印

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