益山寺(ましやまでら)・静岡県伊豆市堀切




益山寺(ましやまでら)・静岡県伊豆市堀切

益山寺 / 伊豆市 観光情報 特設サイト

益山寺(ましやまでら)は伊豆の山奥にひっそりと建つ寺院。

平安時代初期(806年)弘法大師によって創建

ご本尊の千手千眼観音菩薩も空海の作と伝わります。

高野山真言宗で、古くから千手院、弘法大師寺といわれました。

観音信仰の霊場として山道の至る所に石仏を拝むことができます。

境内にある大楓は推定樹齢860年と伝えられ、

県内最大の楓として天然記念物に指定されています。

大銀杏も樹齢400年といわれ、大楓とともに左右に並び、

大樹の葉が一斉に紅葉する様は圧巻の一言。

近年メディアにも取り上げられ、注目が集まるパワースポットです。


伊加麻志神社

葛城山から発端丈山への縦走路の途中の分岐より

10分程度で益山寺 境内にある伊加麻志神社へ下ることができる。

伊加麻志神社(いかましじんじゃ)

延喜式内社で天正2年の棟札があったと伝わります。
祭神は三島大神。
伊加麻志は、益山の近くに、加麻ガ洞という谷があることからとも。
駿河国の伊河麻神社(静岡市)を祀っていた人々が移り住み氏神として祀ったとも。
いろいろ説があるようです。


境内社

ここに伊加麻志神社が古くからあり、そこに仏教が習合し寺が建立されたため

「伊加」が「養伽」に、「麻志」が「益」になったのでないかと伝わる。

益山寺まで下ってくると

普段は無人の境内が参拝客で賑わっています。


本堂・寺務所

寺務所前でマイクロバスをまつ参拝者

訪れた日は年に一度の星祭り(祭日)

星祭りとは自分について周る星の事なんだそうです。

寺務所の方に色々と伺った所、

毎年1月の第3土曜・日曜に星祭(ほしまつり)が行われます

商売繁盛に霊験あらたかで、沢山の方がダルマを求めに来るそう、

ほとんどの方がリピーターで毎年訪れる程、ご利益があるんだとか。


益山寺 観音堂


大楓・大銀杏

養伽山 益山寺

標高三百メートルの益山の上にある真言宗で、
高野山の末寺である。
空海の創建で、本尊の観世音菩薩はその自作であると伝えられている。
寺には三島代官の寄進状や江川太郎左衛門の禁制文などが残っている。
境内並びに参道には百体の観音の石仏があり、県内でも珍しい石仏群集地である。
又幕末の剣客「直指一刀流居士」の墓及び県指定の大楓、市指定の大銀杏がある。

大楓
(昭和30年2月25日静岡県文化財指定)
根回り:五.四六メートル
目通り:四.〇五メートル
樹齢 :八百六十位の県下最大の楓

大銀杏
目通り:五.三メートル
樹高 :二十五.三メートル
樹齢 :三百五十年~四百年
伊豆市教育委員会

養伽山 益山寺

この寺は修善寺より開基が古いとされている。
大同三年(八〇八年)弘法大師が堂宇を建立し、
真言宗高野山高宝寺の直末となっている。
現在の建物、観音堂と本堂は文化元年(一八〇四年)
輪応の代に再建され、なんどかの修理をしている。
観音堂には弘法大師とその弟子杲隣と力を合わせて
彫刻されたと伝えられる、一木造りの千手観音が納められ、
十三年にいちど開帳するそうである。
また、堂内には不動明王・大日如来・薬師如来・毘沙門天等を
安置している。

<境内のご案内>
天然記念物
「日本三大楓」
観音堂前にあって樹齢千三百年を保っているといわれる。
もみじの寄生木が宿っていて美しい。
直指流開祖の墓
豆州門人一同の建てた刀形の墓で珍しい形をしている。
伊加麻志神社
延喜式内社で天正二年の棟札があったと伝え、
祭神は三島大神という。
観音石仏
西国三十三ヶ所、秩父、阪東豆駿河両国の
三十三ヶ所観音がそろい、百三十三体あるという。
観音堂前から山田の部落を経て、
大仁橋まで道しるべふうに続いている
唯念名号碑
境内石段登り口に建っている。
江戸時代末期の念仏専修の行者で、一生の間、
全国に1000本の碑を建てようと念願し達成したという。
日光の円蔵の後の姿だと噂された人。


御朱印

普段は無人の寺院なので

御朱印を頂くには事前の電話連絡が必要です

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