倉岳山(990m) 高畑山(981m) 二十六夜山(982m)・縦走
山梨百名山「倉岳山」と、一緒に登られることが多い「高畑山」を
秋山 観光スポーツ広場駐車場より
さらに同じ登山口から、こちらも山梨百名山の
「秋山 二十六夜山」を追加 ピストンで登りました
倉岳山(くらたけやま)
標高 990m | 登山日 2019年12月21日 |
富士山展望が良い秋山々稜の最高峰 | |
所在地 山梨県大月市猿橋町小篠 |
天神山(てんじんやま)
標高 876m | 登山日 2019年12月21日 |
倉岳山 高畑山との間のピーク | |
所在地 山梨県大月市猿橋町小篠 |
高畑山(たかはたやま)
標高 981m | 登山日 2019年12月21日 |
秀麗富嶽十二景の一つに選定されている富士山の展望の良い山 | |
所在地 山梨県大月市猿橋町藤崎 |
秋山 二十六夜山(にじゅうろくやさん)
標高 971.8m | 登山日 2019年12月21日 |
月待信仰から名付けられた山梨百名山 | |
所在地 山梨県上野原市秋山遠所 |
難易度 ★★ オススメ ★★ | 登山口(ナビ検索) 秋本観光スポーツ広場 |
浜沢バス停(08:23)→立野峠(08:57)→倉岳山(09:21~09:28)→穴路峠(09:42)→雛鶴分岐(10:01)→天神山(10:16)→穴路峠方面取付地点(10:43)→無生野バス停(11:00)→アオゲラの森キャンプ場(11:00)→明星平(11:34)→分岐(11:44)→二十六夜山(秋山)(11:55~12:20)→分岐(12:24)→明星平(12:30)→アオゲラの森キャンプ場(12:52)→ゴール地点(12:54) 所要時間 3時間40分 累積標高 1225m / 1223m 距離 13.0km | |
■山梨県大月市にある山で、中央線の南側にそびえる山。西側にそびえる高畑山とともに登られる事が多く、山頂からの展望が美しいことでも知られる。山頂からは富士山の展望がとくに美しい。鳥沢駅から倉岳山・高畑山を縦走して梁川駅へ下山するコースだと5時間程度。 Yamakei Online ■高畑山(たかはたやま)は、山梨県大月市と都留市の境にある山。標高は981.9メートル。100メートルほど東にあるピークに上野原市との境があり、日本山岳会の『新日本山岳誌』では実質的には3市の境界としている。 ■高畑山(たかはたやま)は、相模川水系の桂川の南側に連なる秋山山系の一つ。山名は焼畑からきているとも言われる。山頂からの展望に恵まれ、富士山の眺望は秀麗富嶽十二景の一つに選定されている。中央線の駅から直接徒歩で登頂できることから、桂川の北側の百蔵山や扇山、東側の倉岳山とともに登山者の多い山である。 ■山梨百名山。山梨県上野原市の道志川と大の入川の間の尾根に位置する。 道志山地には二十六夜山が2座あり区別するため秋山二十六夜山とも呼ばれている。 山名の由来は月待信仰からきている。 二十六夜は十五夜や十三夜と並ぶ月見の一つで旧暦7月23日の月見のことである。この時期は月の出が遅い時間となり、月が出るのを待つので『二十六夜待ち』とも呼ばれた。真夜に月が出るのを待ちながら、飲んだり食べたりして楽しむ納涼イベントだったようだ。 もともとは月待講の一つで、この夜の月光のなかに阿弥陀、観音、勢至の三尊の姿が現れ、それを拝めるという信仰でだったのが、江戸期に入り月を待ちながら飲み食いして楽しむというイベントに変化したらしい。 十三夜や二十六夜の風習は明治期に入り廃れてしまったが山梨には秋山のほか都留にも二十六夜山があり、この地域の人々は山に登り月が出るのを待っていたのだろうか? 山頂は樹林に囲まれ眺望はない。 山頂わきにある二十六夜塔がかつての信仰の名残となっている。 |
秋山 観光スポーツ広場 駐車場より
最寄りのバス停は「浜沢バス停」
王の入りまんじゅう つるや
浜沢観音堂
熊野神社
浜沢の大ケヤキ
上野原市指定天然記念物
浜沢の大ケヤキ
指定 昭和六十一年十月一日
所在地 上野原市秋山一一八四〇番地
説明
根廻り九・五m目通り幹囲八・一五m樹高い一九・五m。
浜沢薬師堂(お薬師様)の前庭にあります。
北側が急斜面の深い谷に接するので、露出根が斜面に沿って広がっています。
幹に開いた大きな空洞は、昔から子供たちの遊び場でした。
昭和二十年代、薬師堂が栗谷小学校浜沢分校の仮教室に使われていた頃、空洞は子供が出入りできるほど大きく開いていたそうですが、その後に周りの樹皮が包み込み、空洞が次第に小さくなっています。落雷による折損や腐朽が見られるが樹勢は旺盛で、強い生命力に満ちています。
市内のケヤキでは、国指定・上野原の大ケヤキに次ぐ巨樹であり、県内でも有数の規模を誇ります。
平成十八年十二月 上野原市教育委員会
沢沿いを登る
立野峠
熊フン 数ヶ所有り
倉岳山(990m)山頂
二等三角点
高畑山方面へ
高畑山
穴道峠
古来、大月市と秋山村を結ぶ交易の道
天神山(876m)
山頂より 大月市 方面
高畑山(981.9m)
雛鶴峠 方面への分岐 縦走も楽しそう
倉岳山
穴道峠まで戻り下山
穴路峠の小樽
県道35号 無生野バス停 付近へ
この辺には悲運の最後を遂げた雛鶴姫の歴史が伝わっています
雛鶴姫の記
建武二年七月、大塔宮護良親王は鎌倉の土牢に於て、悲運の最後を遂げられた。
伝承によると、親王の待妃雛鶴姫は、ご懐妊の身ながら気丈にも、ご首級を奉じて従者と共に鎌倉を脱出し、相州柏尾成正寺四ツ杭の井戸に首級を浄めて供養し、兵乱の東海道を避けて、苦難を重ねながら青山の光明寺、川井の里を経て、甲州秋山の里に入った。
桜井の王沢、古福志の四ツ堂、神野沼田場から厨を経て王の入屋敷に臨月の身を休め、無上野の里に辿り着かれたのは年の暮であった。そこで産褥につかれた姫から、王子ご誕生の喜びも束の間、重なる疲労に母子共に亡くなられた。
悲運を悼んだ村人は厚くこれを弔い、門松を外し樒の枝を立てて冥福を祈ったという。
数年ののち、護良親王の王子綴連王(陸良親王)が戦乱の中を当地に落居し、村人の話に不思議の因縁を感じ、永住の地と定め、子孫繁栄して天寿を終えられた。村人は両親王及び姫を神と崇め、祭祀を続けて連綿今日に至っている
又御二方の供養のために綴連王が始めたと伝えられる無上野大念佛は、民俗芸能として山梨県の無形文化財に指定されている
民話の里 あきやま
秋山集落には他にも
沢山の民話の案内板があり楽しい
秋山観光スポーツ広場
山頂で出会った方に話を伺い、
急遽 近く もう一座の山梨百名山「二十六夜山」へ
アオゲラの森キャンプ場
倉岳山
二十六夜山は道志山地にある同山名と区別するために
秋山 二十六夜山と呼ばれている
別荘地を抜け 急登の登山道
登山道の途中に建つ東屋
赤鞍ヶ岳方面への分岐
標高差約400mの急登を登る
秋山 二十六夜山(971.8m) 三等三角点