智者山神社・静岡県榛原郡川根本町東藤川




智者山神社・静岡県榛原郡川根本町東藤川

静岡県榛原郡川根本町東藤、

智者山神社智者山(1291m)の南山麓にあり

御祭神は大山津見神・猿田毘古神・天之水分神の三神

山の安全を守り、古くから雨乞いの神としても信仰され、

明治時代以降は戦いの守り神としても崇められてきました。

智者山神社・智者山観音像入り口

智者山神社・智者山観音像入り口

智者山(標高一、二九一メートル)の中腹に鎮座する智者山神社は創建時代こそ定かではないが、嘉吉二年(一四四二年)の棟札も保存され室町時代前期に創建されたものと推定される。古くわ「十二所権現」後に「智者山権現」と称せられ、明治三年四月に「智者山神社」と改称された。大山津見神・猿田毘古神・天之水分神の三神、そしてすぐ脇の観音堂には千手観音が祀られ、毎年春と秋の彼岸の中日に例祭が催されている。昔から雨乞・授乳の神として近郷の信仰を集め、最近では交通安全祈願をはじめ「智者」に因み、入試合格の祈願も少なくない。現地点からの参道(約七キロメートル)には、昭和九年三月、信者から寄進された三十三体の観音像が祀られ信仰とともに智者山参拝者の導しるべともなっている。 昭和六十一年七月 川根本町 観光協会

智者山林道(智者山神社参道)

約7kmの智者山林道(智者山神社参道)沿いには、

昭和9年3月に寄進された三十三体の観音像が祀られています

番号とともに寄進者の名が刻まれています

智者山神社 鳥居

智者山神社、御祭神は「大山津見神・猿田毘古神・天之水分神」の三神

智者山の南山麓(標高936m)地点にある

御祭神 中の一神「天乃水分神(あめのみくまりのかみ)が祀られています

古くは大井川の下流地域から雨乞いの人々がやって来たと言います。

今は「智者」という名前から、

合格祈願の絵馬がたくさん奉納されています。

御神木

社殿右奥の御神木の横から智者山(1291m)への登山口

山頂までは50分程度のコースタイム

智者山観音堂

智者山観音堂には千手観音を祀る

略記

この道標は、ここより東方の地点 旧志太群上藤川村字アヤツリバ1838番地の四ツ辻にあったものですが、新しい林道の開設や八草○○方面行 旧街道周辺の環境の変遷が著しく変化したので、その湮滅を恐れこの地に移転保存したものです、古くは島田の○家桑田藤泰が著した「はまつつら大井川源紀行」にも記されている歴史的にも貴重な資料です。 平成23年9月 史跡保存会

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